こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、元フレンチのシェフが営む稲荷町のラーメン店『らーめん 稲荷屋』。
実はオープン初期くらいに一度訪れていますが(当時の記事は現在非公開)、現在提供している一杯は初期とは大幅に構成が変わったとのこと。
そうとなったら……というわけではありませんが、久しぶりに食べたくなったので食べに行ってきました。
元フレンチのシェフが営むラーメン店『稲荷屋』へ
稲荷町駅から徒歩約3分、上野駅から徒歩約13分の『らーめん 稲荷屋(いなりや)』。
2015年3月13日オープン。
フレンチ出身の店主・高橋謙太さんが営む、“鶏と水系”なラーメンやフレンチの要素を取り入れた創作ラーメンが人気のお店です。
余談ですが、“THE・ラーメン屋”すぎる(本人曰く「ダサい」)外観は「目立つからあえてこうした」とか。
メニューはこんな感じ。
基本は「醤油」「背脂醤油」「塩」「辛味まぜそば」「限定」の5本で、その他トッピングやドリンクと言ったラインナップです。
今回は、店頭の看板に一番大きく載っていた「ワンタンメン」をポチり。
鶏と醤油のいい香りと共に「ワンタンメン」が到着!
待つこと数分。鶏と醤油のいい香りと共に「ワンタンメン」(950円)が到着。
深い琥珀色をしたスープに細麺が泳ぎ、チャーシュー、ワンタン、メンマ、海苔、カイワレ、ネギなどがトッピングされています。
スープは鶏と醤油のキレが抜群なインパクトのある味わい!
まずはスープから一口。
うおっ! キレッキレ! 美味っ!
スープを口に含んだ瞬間、鶏油の厚みのある甘みとフレッシュな醤油の香りがグワッと押し寄せてきました。
そしてファーストインパクトが終わると、今度は鶏と醤油のコク深い旨味が。
あと、なんとなく乾物系っぽい乾いた旨味を感じるのはカエシ由来ですかね。
以前は豚清湯的な構成で甘みが強い印象でしたが、今は醤油のキレと余韻の長さが前に出てきている気がします。
麺は角のある細ストレート。
バツバツッと切れるハードな食感と啜った時の小麦の香りの強さが特徴的な、存在感のある麺です。
餡ぎっしりなワンタンやしっとりレアチャーシューも美味い!
ワンタンはレンゲに乗り切らないほど大きいものが5個トッピング。
中にはなめらかに挽かれた豚がぎっしり詰まっていて、肉の旨味を生かしつつも生姜や醤油の香りも広がる肉肉しい美味しさ。
やや厚めで粉の味がしっかり楽しめる皮も食べ応えがあっていいですね。
チャーシューはピンク色の大判ローストポークタイプ。
しっとりジューシーな肉質で、噛むと肉の甘みがブワッと溢れ出します。
適度な厚みがあるので、スープの熱ですぐに火が入らないのもポイントですね。
まとめ
鶏と醤油がキレッキレでトッピングの満足度も高い一杯でした!
フレンチ的な考え方なのかは分かりませんが、「推したいところは強調して、そうじゃない部分はとことん削る」が表れているような洗練された味でしたね。
塩や限定も気になるので、また食べに来ようと思います。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:6分(標準)
お冷:セルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日17時半で待ち時間なし
備品:ティッシュ、つまようじ、ハンガー、アルコール消毒液
卓上調味料:胡椒
タイプ:醤油
エリア:上野 / 浅草 / 日暮里
推し麺度:☆8.5
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