味が180度変わる!?浅草の新店『のりあき・美々』の味のカギは“追い味噌”

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こんにちは。東京ラーメンタルヒビ機です。

今回ご紹介するのは、2023年4月に浅草に誕生したラーメン店『浅草 熟成味噌らーめん のりあき・美々』。
こちらは【けいすけ】グループで17年間修行した店主が営むお店で、厳選した4種類の味噌と15種類の食材を使った濃厚な味噌ラーメンが食べられるとのこと。

そんなお店が出来たとなったら行かないわけにはいかないということで、濃厚熟成味噌な一杯を食べに行ってきました。

ヒビ機
店主の経歴すごいな

濃厚熟成味噌を食べに「のりあき・美々」へ

外観

浅草駅から徒歩約4分の『浅草 熟成味噌らーめん のりあき・美々(びび)』。

2023年4月18日オープン。
【けいすけ】グループで17年間修行した店主が営む、厳選した4種類の味噌と15種類の食材を使った濃厚な味噌ラーメンが人気のお店です。

券売機

メニューはこんな感じ。
基本は「熟成味噌らーめん」と「熟成辛味噌らーめん」の2本で、その他トッピングやご飯もの、ドリンクといったラインナップです。

今回は、スタンダードな「熟成味噌らーめん」をポチり。

奥久慈卵

サービスの奥久慈卵をもらって到着を待ちます。

味噌の良い香りと共に「熟成味噌らーめん」が到着!

熟成味噌らーめん

待つこと数分。味噌の良い香りと共に「熟成味噌らーめん」(950円)が到着。

泡立つほど濃厚な味噌スープに中太麺が泳ぎ、チャーシュー、メンマ、もやし、ネギ、背脂、おろし生姜、柚子などがトッピングされています。

追い味噌

こちらは麹味噌とあん肝を和えた“追い味噌”。
「後半になったら溶かして変化をお楽しみください」とのこと。

スープは味噌と動物系の旨味が広がる濃厚テイスト!

スープ

まずはスープから一口。

ん〜! 濃厚〜!!

スープを口に含んだ瞬間、まずは炒めた野菜の香ばしさと味噌の甘い香りが広がりました。
その後から来る味の軸は鶏や豚などの動物系と力強い味噌ですが、濃厚すぎず軽すぎずなラインなので、しっかりと“主役は味噌”と感じられます。

ヒビ機
トッピングの生姜と柚子がランダムに飛び込んできてリズムを作ってるのもいいね
麺

麺は「三河屋製麺」製の角あり中太縮れ。

歯応えを感じる強めなコシで、噛んだ時に広がる小麦の風味も豊か。
スープや背脂の持ち上げも良いですね。

チャーシュー

チャーシューは厚めカットの煮豚タイプ。
甘じょっぱいタレが中まで染みていて、(端だったこともあるかと思いますが)醤油の塩味がアクセントになっています。

中盤以降は奥久慈卵や追い味噌による変化を楽しむべし!

奥久慈卵

(麺を)半分くらい食べたら、まずは奥久慈卵の出番。
セパレーターがあったので黄身だけ乗せるのもひとつだと思いますが、今回はすき焼きスタイルで。

甘めで濃い味のスープが絡んだ麺と生卵の相性は言わずもがな。
ライスを頼んでいたらTGKにしても良さそうですね。

追い味噌

続いては“追い味噌”。

味噌を溶かす(味噌のウェイトが増える)ことで動物系の旨味が下がり、あん肝が加わることでクリーミーな鮮魚感が前に。
入れる前と後で味の印象がガラッと変わるので、最後まで飽きずに楽しめます。

ヒビ機
味噌ラーメンを味噌で味変って面白いな

まとめ

そのままだと動物味噌、追い味噌を入れると魚介味噌に変わる、二度美味しい一杯でした!

元々のスープももちろんですが、個人的には“追い味噌”のセンスに惹かれましたね。
辛味噌も間違いないと思うので、また食べに行こうと思います。

では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!

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●細かいチェックポイント●
味の重さ:こってり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:7分(標準)
お冷:セルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日13時半で待ち時間なし
備品:ティッシュ、つまようじ、おしぼり、荷物入れ、アルコール消毒液
卓上調味料:胡椒、胡麻、酢、醤油、ラー油、一味、割りスープ

タイプ:味噌
エリア:上野 / 浅草 / 日暮里
推し麺度:☆8

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