こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、以前ご紹介した渋谷『穀雨』を初めとする数多くの人気店を輩出する目黒の名店『支那ソバ かづ屋』。
ここをルーツとするお店は何軒か回りましたが、そのルーツとなる名店の一杯はどんな味なのか。
恥ずかしながら未訪だったので、早速食べに行ってきました。
老舗の“支那そば”を食べに『かづ屋』へ
目黒駅から徒歩12分くらいのところにある『支那ソバ かづ屋』。
1989年創業。
浜田山の名店『たんたん亭』をルーツに持つ、鶏や豚のスープに昆布や魚介を合わせた“支那ソバ”が人気のお店です。
冒頭でも少し触れましたが、渋谷『穀雨』や高円寺『はやしまる』の店主を輩出したお店でもあります。
麺のメニューはこんな感じ。
基本は「支那ソバ」「つけソバ」「担担麺」の3本で、その他ご飯ものや一品もの、ドリンクと言ったラインナップです。
今回は、メニューの写真にもある「ワンタンメン」をお願いしました。
鶏と魚介の良い香りと共に「ワンタンメン」が到着!
待つこと数分。鶏と魚介の良い香りと共に「ワンタンメン」(1,120円)が到着。
少し濁った琥珀色のスープに細麺が綺麗に折りたたまれ、ワンタン、チャーシュー、メンマ、海苔、ネギがトッピングされています。
スープは鶏や魚介の旨味が優しく広がるあっさりテイスト。
まずはスープから一口。
おぉ……! 沁みるぅ……!
スープは魚介や乾物、鶏などの素朴な旨味が広がる優しい味わい。
いわゆる“町中華”の「中華そば」ド真ん中な感じと言いますか、ワンランク上の“普通”な味ですね。
麺は角のある細ストレート。
つるんとした啜り心地やコシのある食感が気持ちよく、小麦の風味もふわりと広がります。
餡がぎっしり詰まったワンタンも美味い!
ワンタンは一口サイズで餡がぎっしり。
溢れる肉汁の中にアクセントとしているネギの香りが良く、皮の喉越しも良い逸品です。
肉質しっかりめで食べ応えのあるチャーシューも間違いない美味しさです。
まとめ
鶏や魚介の旨味が優しく沁みる、ワンランク上の普通が味わえる一杯でした!
“普通”という表現を使いましたが、これはあくまでも良い意味で。
ホッと一息つけるような味を提供してくれるお店なので、またお世話になると思います。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:4分(標準)
お冷:2杯目からセルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日17時半で待ち時間なし
備品:紙ナプキン、つまようじ
卓上調味料:ラー油、胡椒、醤油、酢、フライドオニオン
タイプ:醤油
エリア:目黒 / 白金 / 五反田
推し麺度:☆7