こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、煮干しラーメンを語る上では外せないお店。
都内を中心にブームを起こしている濃厚煮干しの火付け役と言っても過言ではないでしょう。
ヒビ機も煮干しフリークの1人。
支店には行ったことはあるものの、恥ずかしながら本店は未訪問だったので、重い腰を上げて食べに行ってきました。
濃厚煮干しブームの火付け役とも言える名店『伊藤』へ
王子神谷駅から徒歩13分くらいのところにある『中華そば屋 伊藤』。
2004年3月オープン。
濃厚煮干しブームの火付け役とも言えるラーメン店で、ミシュランガイドのビブグルマン、TRYラーメン大賞、食べログ百名店など、数え切れないくらい様々な賞を受賞しています。
外観は人気があるとは思えないほど質素ですが、「外観にお金をかけるくらいならスープにお金をかける」という信念があるんだとか。
メニューは「そば」と「肉そば」の2択。
大盛りの隣に隠れているのは「つゆ増し」ですかね(訪問時はたまたま無かったのか廃止されたのかは不明)。
今回はせっかく来たので「肉そば」を注文しました。
シンプルながら貫禄のある「肉そば」が到着!
待つこと数分。煮干しのいい香りと共に「肉そば」(700円)が到着。
煮干し感全開なスープに自家製の細麺が泳ぎ、煮豚、ネギがトッピングされています。
あくまで主役はスープと麺なだけあって、トッピングはシンプルですね。
スープは煮干しの旨みがこれでもかと凝縮された分厚い味わい!
まずはスープから一口。
うわ……めちゃくちゃ美味しい……!
スープを口に含んだ瞬間、煮干しの旨味がブワッと広がりました。
旨味の厚さからしてかなりの量が使われていると思いますが、嫌な苦味やエグみは全く感じません。
カエシの醤油はコクが深くてまろやか。
鶏ガラっぽい旨味も感じますが、どちらもあくまで煮干しの引き立て役という感じですね。
麺は自家製の中細ストレート。
ツルツルとした麺肌にプツンとした歯切れの良い食感で、噛むごとに小麦の風味が増す麺です。
ぷるぷるホロホロの煮豚もめちゃくちゃ美味い!
チャーシューは煮豚タイプ。
肉はホロホロで脂身はぷるぷる。タレの塩分は効いているものの、スープの邪魔にはなっていません。
煮豚の乗らない「そば」でも満足感はあると思いますが、個人的にはこの煮豚も食べて欲しいですね。
まとめ
煮干しの旨味がこれでもかと凝縮された、貫禄のあるラーメンでした!
赤羽、浅草、銀座に支店がありますが、やはり本店は違いますね(ちなみに支店は“中華そば屋”ではなく“自家製麺”が伊藤の前につきます)。
どの駅からも遠く、昼営業のみとハードルの高いお店ですが、乗り越えるだけの価値はあると思います。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:4分(標準)
お冷:セルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日13時で待ち時間なし
備品:つまようじ、ティッシュ
卓上調味料:胡椒、一味
タイプ:ニボニボ系
エリア:大塚 / 巣鴨 / 駒込 / 赤羽
推し麺度:☆8