こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、2018年2月にオープンし、その年の「TRYラーメン大賞」から2年連続で賞を受賞する蒲田の人気家系ラーメン店。
家系といえば豚骨の旨味や醤油の塩味でガツンと食わせるような構成のお店が多いですが、どうやら今回のお店はダシで食わせる構成とのこと。
ダシで食わせるということは家系でありながらも上品なのか。
気になったので、早速食べに行ってきました。
ダシで食わせる家系ラーメンを食べに『飛粋』へ
蒲田駅から徒歩3分くらいのところにある『らーめん 飛粋(ひいき)』。
2018年2月オープン。
ラーメン業界で権威のある「TRYラーメン大賞」の2018-19で新人賞とんこつ部門5位、2019-20で名店とんこつ部門5位に選出された実力のある家系ラーメン店です。
メニューはこんな感じ。
基本は「らーめん」「からしめん」「芳醇ちーゆそば」の3本で、「らーめん」は燻製チャーシューの“もも”とそうじゃない(燻製が苦手な人用の)“ばら”が選べるみたいです。
今回は燻製チャーシューの気分だったので「チャーシューメン もも」をポチり。
お好み(麺の硬さ、味の濃さ、油の量)は全て普通でお願いしました。
豚骨の香りと共に「チャーシューメン もも」が到着!
待つこと数分。豚骨醤油のいい香りと共に「チャーシューメン もも」(1,000円)が到着。
鶏油が輝くやや明るめの色のスープの上には、燻製されたももチャーシュー、ほうれん草、海苔などがトッピングされています。
スープは滑らかな動物系の旨味がふわっと広がる上品な味わい。
まずはスープから一口。
おぉ……! ダシ感が強くて美味いぞ……!
スープは少しトロみがあり、口に含むと滑らかな豚骨の旨味と鶏油の甘みがふわりと広がりました。
醤油の塩分は確かにやや抑えめながら、その分余韻が長い感じでしょうか。
豚骨の臭みも全くなく、家系でありながら上品な味わいです。
麺は家系御用達・酒井製麺製の平打ち中太縮れ。
モチモチとした食感が心地よく、噛んだ時に小麦の甘みがほわんと香る鉄板の麺です。
ももチャーシューは薫香が心地よく肉肉しくて美味い!
今回選んだ“もも”は先述の通り燻製されたチャーシュー。
(硬くはないものの)肉の繊維を感じるしっかりめの肉質。
口に入れた瞬間に薫香が広がり、噛むと肉の旨味とタレの塩味がギュッギュッと滲み出てくる肉肉しい逸品です。
ほうれん草はほどよい青っぽさが良いアクセントに。
他の家系と比べるとやや芯の食感を残した茹で加減かもしれません。
まとめ
動物系のダシが効いた上品な味わいの家系ラーメンでした!
家系といえば豚骨の旨味や醤油の塩味でガツンと押すイメージでしたが、そのイメージを覆される圧巻の一杯でしたね。
スープや麺はもちろんですが、チャーシューが特に美味しかったので、次はもう一つの“ばら”を食べてみようと思います。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:こってり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:5分(標準)
お冷:セルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日11時で待ち時間20分ほど
備品:紙ナプキン、つまようじ、ハンガー
卓上調味料:酢、胡椒、ニンニク、生姜、辛味