こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、2022年1月に西尾久に誕生したラーメン店『魚貝中華そば 西尾久さんご』。
こちらはイタリアンで長く経験を積んだ店主が営むラーメン店で、看板の「煮干ラーメン」には(煮干し系には珍しい)トリュフソースがかかっているとのこと。
そんなありそうで無かった組み合わせの煮干しと聞いたら行かないわけにはいかないと言うことで、和洋折衷(?)な煮干しラーメンを食べに行ってきました。
トリュフ香る煮干しを食べに『西尾久さんご』へ
尾久駅、荒川遊園地前駅から徒歩約4分の『魚貝中華そば 西尾久さんご』。
2022年1月23日オープン。
麻布十番のイタリアンで10年以上経験を積んだ店主が営む、“魚介の旨味を中心に据えたラーメン”がコンセプトのラーメン店です。
メニューはこんな感じ。
基本は「煮干ラーメン」「濃厚魚貝豚骨つけ麺」「濃厚エビ豚骨つけ麺」「エビトマトつけ麺」の4本で、その他「替え玉」やトッピング、ご飯ものと言ったラインナップです。
今回は、お目当ての「煮干ラーメン」をポチり。
煮干しとトリュフの香りと共に「煮干ラーメン」が到着!
待つこと数分。煮干しとトリュフの良い香りと共に「煮干ラーメン」(800円)が到着。
煮干し粉が浮かぶ白茶色のスープに細麺が泳ぎ、2種類のチャーシュー、青菜、玉ねぎ、海苔、トリュフソースがトッピングされています。
トリュフソースに目が行きがちですが、デフォルトでチャーシュー2種類×2枚なのは何気に嬉しいですね。
スープは煮干しとトリュフがマッチした新感覚な美味しさ!
まずはスープから一口。
おい…これはすごいぞ…!!
スープを口に含んだ瞬間、まず駆け抜けたのはトリュフの芳醇な香り。
そしてほぼ同時(ほんのちょっと遅れて)に煮干しのクリアな旨味が、さらにほぼ同時(略)に魚介節の乾いた旨味が広がり、トリュフ→魚介節→煮干しの順でスーッと去っていきました。
なので、途中で強い香りや旨味が入ってきても最後は「煮干しラーメン食ってんな」感に落ち着きますね。
煮干しの苦味(クセ)の代わりをトリュフが、ニボニボ系に負けないような旨味のアシストを魚介節するという組み立てもすごいです。
麺は香川「讃匠」製の角のある細ストレート。
バツンと切れるアルデンテな茹で加減で小麦の粉の味もしっかり感じられる、鉄板な美味しさです。
トリュフ香るチャーシューもめちゃくちゃ美味い!
チャーシューは豚と鶏の2種類。
豚は箸で持つだけで崩れそうになるほど柔らかく、肉の旨味、脂の甘み、醤油ダレの塩味のアクセントのバランスが良い逸品です。
鶏は低温調理と思われるレアタイプ。
しっとり&ブリンブリンな食感なのに嫌なレア味は全くなく、トリュフソースの香りが淡白な鶏の旨味にマッチしています。
まとめ
煮干しの旨味とトリュフの香りがマッチした、緻密で新感覚な一杯でした!
今まで様々なアプローチの煮干しラーメンを食べてきましたが、この組み合わせとマッチ具合は「すごいぞ……!!」としか言えませんね。
分かりやすくイタリアンな「エビトマトつけ麺」も気になるので、また近いうちに食べに行こうと思います。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:4分(標準)
お冷:セルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日11時半で待ち時間なし
備品:紙ナプキン、つまようじ、紙エプロン、ハンガー、アルコール消毒液
卓上調味料:タバスコ、一味、胡椒、割りスープ
タイプ:ニボニボ系
エリア:大塚 / 巣鴨 / 駒込 / 赤羽
推し麺度:☆8.5
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