こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、2023年4月に池袋に誕生したラーメン店『Japanese Ramen 五感』。
こちらは『一風堂』などを展開する【力の源ホールディングス】に12年勤めた(『五行』や商品開発などを経験された)店主が営むお店で、オープンから1年経たずして「ミシュランガイド東京2024」のビブグルマンにも選ばれた実力店とのこと。
そんなお店が出来た……のはもちろん知っていましたが、「50人以上の行列で2時間待ち」(※現在は記帳制なので違います)や「記帳制になったけど1時間以上前から並ばないと入れない」などのウワサでひよりまくり、気づけば年末に。
とはいえ今年の新店は今年のうちにということで、おそらく2023年で一番注目されたであろう一杯を食べに行ってきました。
早くもミシュランに選ばれた実力店『五感』へ
池袋駅から徒歩約10分の『Japanese Ramen 五感(ごかん)』。
2023年4月12日オープン。
『一風堂』などを展開する【力の源ホールディングス】に12年勤めた(『五行』や商品開発などを経験された)店主が営む、国産・天然食材にこだわったラーメン・つけ麺が人気のお店です。
入店は記帳制で、ルールは上の通り(2023年12月現在)。
ヒビ機は平日の9時頃に並び始めましたが、この時点での並びは25名ほど(記帳開始時で50名超え。枠は64名分)。
1人2名分まで書けるので最悪並び32名でアウトですが、ほとんどが1名だったので、平日は記帳開始1時間前に着けば安心といったところでしょうか。
ちなみに、再集合してからの待ち時間は5分もありませんでした。
メニューはこんな感じ。
基本は「醤油らぁめん」「塩らぁめん」「つけめん」の3本で、その他トッピングやご飯もの、ドリンクといったラインナップです。
ミシュラン的には塩が推しのようですが、今回は「特上醤油らぁめん」をポチり。
鶏と醤油香る「特上醤油らぁめん」が到着!
待つこと数分。鶏と醤油のいい香りと共に「特上醤油らぁめん」(1,600円)が到着。
鶏油が浮かぶ琥珀色のスープに細麺が綺麗に折り畳まれ、4種類のチャーシュー、味玉、ワンタン、ネギ、三つ葉、海苔などがトッピングされています。
スープは鶏と醤油と貝の旨味が押し寄せるド級の美味さ!
まずはスープから一口。
うま……。
スープを口に含んだ瞬間、まずはふくよかな鶏油の……ではなく。
まず感じたのは圧倒的な美味さ。
あまりの美味しさなのでそれ以上は考えたくないところですが、そういうわけにもいかないので一生懸命味わいますと……。
最初の最初に来るのは鶏油のふくよかで上品な甘み。
次に来るのが大波のような貝の旨味。
それらのインパクトが去った後に味の核を成すのは丸鶏と醤油のどっしりとした旨味。
そして去り際に醤油のコクが前に出てきて、そのまま旨味の余韻を残すといったところでしょうか。
麺は「大成食品」製の角あり細ストレート。
しなやかさと粘りのあるコシを感じる茹で加減で、噛んだ時に広がる小麦の風味、特に小麦の甘みが強いのが特徴。
この手の綺麗な醤油ラーメンは麺がものすごく長いことが多いですが、この麺は啜り疲れないちょうどいい長さですね。
チャーシュー・ワンタン・味玉などのトッピングも美味い!
チャーシューは鴨(右)、煮豚バラ(左)、低温調理の鶏むね(上)、
低温調理の豚ロースの4種類。
どれも長文レポしたいくらいの美味しさですが、個人的には炭火の香ばしさとレバー並みの旨味の圧を感じる鴨と、しっとりな肉質で霜降りレベルに肉の甘みが強い豚ロースが特に好みでした。
ワンタンは黒豚餡が詰まった肉ワンタンタイプ。
皮はテュルンと滑らかで、餡は生姜の香りと肉の旨みがギュッと詰まった逸品です。
味玉は黄身の中心がトロッとした半熟タイプ。
ほどよく染みた甘じょっぱいタレと黄身の濃厚なコクがたまらない、間違いない美味しさです。
まとめ
鶏と貝と醤油の旨味が分厚いスープ、しなやかで風味豊かな麺、素材の持ち味を最大限活かしたトッピング、その全てが完璧な一杯でした!
食べ終わってすぐにXでポストしましたが、今まで生きてきた中で一番美味しいラーメンでしたね。
他の味も気になるので、またすぐにでも食べに行こうと思います。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
【東京ラーメンタル】のX (Twitter)もよろしくね!
●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:9分(標準)
お冷:2杯目からセルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日9時で待ち約25名。記帳開始時50名超え
備品:おしぼり、紙エプロン、荷物入れ
卓上調味料:なし
タイプ:醤油
エリア:池袋 / 高田馬場 / 早稲田
推し麺度:☆10