全国各地のラーメン・つけ麺を“全て500円で啜れる”神イベント『大つけ麺博 大感謝祭』
「色んなお店を食べ比べできるように」と食べ比べサイズに設定されたラーメン・つけ麺を全て一杯500円で食べられるこのイベント。まさしく神。
……と、イキリ倒しているヒビ機です。
『大つけ麺博』全店制覇企画も気づけば折り返し。第三陣制覇編も今回で最後です。行くよ!
甘々濃厚味噌が麺に絡みつく超重量級極旨味噌そば『らーめん くろく』
七杯目は『らーめん くろく』さんの「仙台極旨濃厚味噌そば」
仙台の本店のメニューは貝出汁の塩や鶏清湯などのいわゆる“洗練系”が多いみたいです。
……写真のラーメンとは真逆ですね。めっちゃ攻撃的なアプローチ。NICE.
スープには400年以上の歴史を持つ”仙台みそ“が使われており、甘さとコクが際立つ濃厚な味噌の味わい。
麹っぽい甘みが強くてかなり攻撃的な味噌でした。あと、見ての通り油多め。NICE.
麺は平打ちの中太麺。
スープとの絡みは凄まじく、ラーメンというより油そばといった方が正しいんじゃないかと思うほど絡んで麺が物理的に重たい……!
フライドガーリックと一緒に啜るとパンチの効いた香ばしさが口中に広がり、よりパンチの効いたチューニングに。(ガーリックの上の“白い粉”は二郎の中毒の元と言われているハイミーだろうか)
“つけ麺の生みの親”の魂が宿った王道濃厚魚介豚骨『くり山』
八杯目は『くり山』さんの「つけめん」
『東池袋大勝軒』の創業者で“つけ麺の生みの親”と呼ばれた山岸一雄氏から譲り受けた製麺機で麺を打っているお店だそう。
山岸さんの魂が宿った麺に王道の魚介豚骨なルックスがいいですねぇ……!
スープは濃厚つけ麺の王道である魚介×豚骨ベース。
舌に触れた瞬間に節っぽさを感じますが、そこまで主張は強くなく比較的ライトな印象。
チャーシューがデフォで沈んでいるからか、動物の旨味の方が強めに感じました。
国産小麦と昆布粉をブレンドした”くり山オリジナル粉”で打たれた丸みのある太麺は、ツルツルとした食感で滑りがよく、甘みが強いのが特徴。
パンチの効いた豚骨を醤油がやさしく包み込む”和歌山ラーメン”『麺屋 あがら』
九杯目は『麺屋 あがら』の「和歌山ラーメン」
和歌山有田産の”天然本醸造醤油”や、和歌山名産の柑橘類“じゃばら”など、和歌山県産の食材を使ったラーメンが人気のお店だそう。
「お、和歌山のラーメンか!」と思ったら埼玉のお店だったのは内緒です。
スープは、トロッとした濃厚な豚骨のパンチをまろやかな醤油がなぞるような重厚な味わい。
一度豚骨を醤油で炊き、味が染みたところで取り出して、その豚骨をまた炊いてスープを取るのが和歌山ラーメンのスープの特徴なので、この一体感はそこから来てるんですかね……!
麺は中細のストレート麺。
少し芯を残したアルデンテな茹で加減で、ポキポキとした食感が◎
炭火で焼かれたチャーシューは、香ばしくてジューシー。
第三陣part3まとめ
今回は『らーめん くろく』さん、『くり山』さん、『麺屋 あがら』さんの3店を紹介しました。
毎陣毎陣言っていますが、ヒビ機の推しの回り方は“全店制覇”です!
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!