ラーメン業界最高権威と言われている「TRYラーメン大賞」
“Tokyo Ramen of the Year”の略なのに2017~2018の新人賞の汁なし部門の1位は埼玉のラーメン店。しかも満点での受賞と書かれているではありませんか。
このブログも“東京”ラーメンタルと名乗っていますが、TRYさんが掲載しているなら埼玉でも飛んでいきますとも。
という事で今回は、埼玉は八潮にある噂の汁なし麺をご紹介します。
TRY新人賞で2部門受賞した新進気鋭店『Handicraft Works』
八潮駅から徒歩20分くらいのところにある『Handicraft Works』
去年惜しまれつつ閉店した『NOODLE STOCK 鶴おか』の店主が手がける2号店。
汁なし部門1位の汁なし麺はもちろん、新人賞しょう油部門で6位を受賞した鴨を使った醤油ラーメンも人気のお店です。
店内はカウンター席とテーブル席があり、コンクリうちっぱなしでカフェのような明るくてオシャレな雰囲気。
紙エプロン、ヘアゴム、紙ナプキン、つまようじ、荷物置き、駐車場完備。
厨房にはシュラスコ専用のグリルも。
なのでお店に入ると肉の焼けるいい匂いがして食欲がヂクヂク刺激されます。
シュラスコやパインが乗った創作まぜそば「ワイルドモンスターパレット」
今回いただいたのは「ワイルドモンスターパレット」(1,500円)
木のボウルにモチモチ太麺が入り、シュラスコ・ソーセージ・焼きパイナップル・サニーレタス・ミニトマト・オニオン・ガーリック・ペッパーがトッピングされています。
ハワイとか南国系の料理みたいなビジュアルですね。
恐らくこんなまぜそばが食べられるのはここだけ。着丼した瞬間に「片道2時間以上かけて来て良かった~!」と思えました。
塩ダレをまとったモチモチ食感の麺
麺は少しウェーブがかった太麺。
歯が麺にズッと沈むような強いモチモチ感で、角のない塩ダレをガシガシ絡めています。
段々とガーリックやペッパーのパンチが増してきてキマれるのもグッド。
後半は卓上にあるフルーツビネガーを2周くらいかけてみましたが、フルーティーでトロピカルでさっぱりして非常に良きでした。
専属の肉職人が手がけるワイルドな肉
こちらはシュラスコ。
見た目こそピンクですが、低温調理とは違って高温でしっかり焼き上げているため、香ばしさと旨味がめちゃくちゃ強いです。
“肉肉しい”という言葉がこれ以上ないほどピッタリなワイルドミートです。
皮はパリッと、中はサラミっぽいスモーキーさのあるソーセージ。
恰幅の良い白髪でサングラスをかけた半袖短パンの欧米人のおじちゃんが芝生の生えた庭で焼いてそうな、そんなタイプの美味しさです。
トロピカルなアクセントと彩りを加えるトッピング
散々肉に対してテンションを上げてきたヒビ機ですが、一番震えたトッピングはこちらの焼きパイナップル。
パインのフレッシュな酸味はそのままに、焼かれることで甘みが2段くらいアップしています。
本家のシュラスコでも焼きパイナップルが出されるだけあって、肉との相性は抜群。いや、神。
サニーレタス・ミニトマト・オニオンの彩りもグッド。
葉物のシャキシャキ感や良い具合の青いアクセント、トマトの弾ける酸味が地味ながら肉を引き立てている気がしました。
たった350円で味わう贅沢体験「ステーキ丼 小」
肉の扱いが上手いことは店に入った瞬間の匂いで分かったので「ステーキ丼 小」(350円)も注文。
使っている肉はシュラスコだと思いますが、おろし系のステーキソースがかかっているため印象が全く違います。
たった350円でかなり贅沢な気分になれるので結構強めにオススメします。
まとめ
ワイルドな肉の旨味とトロピカルな南国感を感じられる創作まぜそばでした!
都内からは少し遠いですが、肉好きならぜひ行って欲しいですね……!
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:ややこってり
温度:まぜそばの適温
提供時間:丼15分 麺18分(遅い)
お冷:セルフ
店内温度:適温(入口付近は出入りの際寒い)
混雑具合:日曜開店15分前で先客3人、開店時後ろ20人以上
タイプ:まぜそば / 油そば
エリア:埼玉
推し麺度:☆9