二郎と言えば一度食べたら抜け出せなくなるラーメン。そう、○法ドラッグ。
中本と言えば一度食べたら抜け出せなくなるラーメン。そう、覚せ○剤。
では、この「ダメ。ゼッタイ。」な2つが“フュージョン”なんてしてしまったらどうなるんでしょうか。
きっと日本は崩壊すると思います。
しかし、そんな危険なラーメン屋が人形町にできてしまったんです。
そこで今回は、身を持って体験し警鐘を鳴らすべく、危険なラーメンを食べに行ってきました。
二郎×中本という危険すぎるラーメンを生み出してしまった『火の豚 人形町駅前店』
人形町駅から徒歩1分の場所にある『火の豚 人形町駅前店』。
看板からも分かるように、“二郎×中本”という危険すぎるラーメンを生み出してしまった罪深いラーメン店です。
『二郎』といえば、「ジロリアン」と呼ばれる狂ったファンの多いラーメン。
そして『中本』もまた狂ったファンの多いラーメン。
そんな2つのラーメンが合体してしまったら……考えただけでも恐ろしいですが、ここまで来たら引けません。
店内に入ると……ありました。「フュージョン」の食券。
ド○ゴンボールでもフュージョンしたら強くなると決まっています。
きっとこの「フュージョン」もとんでもない戦闘力を持っているんでしょう。
席につき、食券をカウンターに上げて到着を待ちます。
待っている間に無料トッピングの確認をしておきましょう。
『火の豚』では一般的な二郎系の定番トッピングのニンニクやヤサイの他に、しょうがを入れることもできます。
ちなみに、コールは基本的な二郎系と同じ。
ラーメンが完成する直前に「ニンニク入れますか?」と訊かれるので、トッピング表に従って欲しいものを伝えれば大丈夫です。
ヤサイの上に中本の餡が!これが『火の豚』流の「フュージョン」だ!
今回いただいたのは「フュージョン」(800円)+「火のうずら」(150円)
二郎の上に中本ドーーーン!!!!!!!
食べる前から分かる。絶対旨いやつやん。
ヤサイで麺が見えないという二郎スタイルのフォルムの上に「蒙古タンメン」ライクな赤い餡がかかり、見事に両者がフュージョンしてしまっています。
(ちなみに写真は「全部(ニンニク、ヤサイ多目、しょうが)」です。)
始めは二郎、徐々に中本が顔を出す中毒性の塊のような濃厚スープ
ベースは二郎らしい豚骨と醤油がガツンとくるコテコテの濃厚スープ。
食べ進めるうちに餡が溶けてくると、辛さと味噌が強まって中本っぽくなるという、二郎と中本のいいとこ取りした合法○薬状態に。
無料トッピングのニンニクとしょうがも終始存在感があり、どちらもパンチが効いています。
特にニンニクに関してはトッピングで入れなくても効いているため、食べた後の臭いは諦めてトッピングすることをオススメします。
麺や豚は二郎味溢れるなパワフルで漢らしいもの
麺も二郎らしいゴワゴワ、ムチムチな縮れ太麺。
スープとの相性は言わずもがな。口いっぱいに頬張ってむしゃむしゃと噛めば、小麦の力強い風味が広がります。
豚は6〜7ミリくらいの極厚極悪カット。
かなりの厚みがありながらも歯でサクッと噛み切れてしまうほどの柔らかさで、噛むと肉汁とタレがじゅわっと溢れ出す神豚です。
一度はやってみたかった。ヤサイを中本餡と一緒に食べるという禁忌を!
普段はカエシやアブラと一緒に食べるヤサイも、『火の豚』だったら中本餡と一緒に食べることができるんです!!
「ヤサイって後半飽きちゃうんだよなぁ……。」なんてジロリアンもこれなら最後まで飽きずに食べられます。
この「中本味のヤサイが食べられる」と言うのはもはや禁忌。
個人的にはこの組み合わせに感動すら覚えました。
「火のうずら」も忘れてはいけません。
プリッとした食感とともに中から出てくる黄身のまろやかさが、辛さで痛くなった舌に嬉しい名脇役です。
例えるなら孫○天とトラン○スがフュージョンしてゴ○ンクスとして暴れまわってるのをク○リンが止めに入っている感じですかね。
まとめ
二郎と中本の良い所だけをフュージョンさせた中毒性の塊のようなラーメンでした!
これはジロリアンも中本ファンも確実にハマると思います。気を付けて下さい。
散々ドラゴン○ールで例えましたが、わたしの知識力は0です。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:こってり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:5分(早め)
お冷:セルフ。つめたい
店内温度:適温
混雑具合:平日12時前で待ち5名。10分で着席
タイプ:二郎 / 二郎インスパイア系
エリア:東京 / 日本橋
推し麺度:☆9
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