鶏魚介の滋味が舌を癒す。名店仕込みの手揉みラーメン浅草『麺 みつヰ』

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こんにちは。東京ラーメンタルヒビ機です。

今回ご紹介するのは、手揉み麺の名店『麺や 七彩』で修行をした店主が営む、手揉み麺を使ったラーメンが人気のお店。
しかも今回のお店は、世界的にも権威のある「ミシュランガイド」のビブグルマンにも掲載された実力店。

実は以前一度食べに行ったことのあるヒビ機ですが、ここの味、特に麺が忘れられないので、また食べに行ってきました。

ヒビ機
『七彩』出身のお店は麺がめちゃくちゃ美味いもんな

ミシュラン掲載の手揉み麺を食べに『麺 みつヰ』へ

外観

TX線 浅草駅から徒歩3分、田原町駅から徒歩4分くらいのところにある『麺 みつヰ(みつい)』。

2016年12月オープン。
手揉み麺の名店『麺や 七彩』仕込みの手揉み麺を使ったラーメンが人気で、「ミシュランガイド」のビブグルマン、2017年から現在まで3年連続で「食べログ百名店」に選出&掲載された実力店でもあります。

メニュー

メニューはこんな感じ。
メインは「醤油」「塩」「生姜そば」の3本で、その他はサイドの麺メニュー「おろしそば(冷)」やごはんもの、ドリンクといったラインナップです。

今回は、看板メニューの「醤油」と、前回頼んで好印象だった「自家製ソースのカツ丼」を注文。
麺は細麺か中太手もみ麺から選べたので、もちろん中太手もみ麺でお願いしました。

綺麗に畳まれた手揉み麺が美しい「醤油」が到着!

醤油

待つこと数分。鶏醤油のいい香りと共に「醤油」(800円)が到着。

鶏油が浮かぶ琥珀色のスープに手揉み麺が綺麗に折りたたまれ、2種類のチャーシュー、メンマ、レンコン、ネギがトッピングされています。

スープは鶏・魚介・乾物系の旨味がじんわり染みる上品な味わい。

スープ

まずはスープから一口。

んん〜……染みるぅ……‼︎

スープを口に含んだ瞬間にまず感じたのは、鶏油由来の嫌味のない芳醇な甘み。
そのあとに鶏ガラっぽいあっさりながらもコクのある旨味、魚介や乾物系の滋味がじんわりと舌に染み渡りました。

塩分も薄味と感じる手前の抑え具合でかなり上品。
日本人なら誰もがホッとするような味わいです。

麺は揉み強めのピロピロ食感。ふわっと香る小麦も心地いい!

麺

麺は注文ごとに1玉ずつ揉む中太平ちぢれ。

他の手揉み系と比べるとややしっかり目に揉まれているため、ワンタンのようなピロピロとした食感なのが特徴。
噛んだ時にふわっと広がる小麦の香り心地よく、スープとの絡みも抜群です。

ヒビ機
スープの方向性的には細麺も合いそうだけど、ここにきたら手揉み麺じゃなきゃな
チャーシュー

2種類のチャーシューはこちらのロースとバラですかね。
ロースは低温調理なのかしっとりで柔らかく、肉の甘みが前面に出た逸品です。

チャーシュー

バラは提供直前で炙られた煮豚タイプ。
こちらは肉の旨味が強く、炙られたことによって引き立った醤油の香ばしさがいいアクセントになっています。

ヒビ機
写真撮り忘れちゃったけどレンコンのシャキシャキ感も良かったな

甘辛ソースがたまらない「自家製ソースのカツ丼」も必食の一品だ!

自家製ソースのカツ丼

『麺 みつヰ』の隠れた(?)逸品「自家製ソースのカツ丼」(400円)。

ふっくらと炊かれたコシヒカリに、フルーティーで甘辛い自家製ソースをたっぷり吸ったトンカツがオン。
サクジュワ食感で噛むと肉汁とタレが溢れるジューシーなカツとご飯の相性は言うまでもないですね。

お腹に余裕があったらぜひ食べて欲しい一品です。

まとめ

鶏・魚介・乾物系の旨味がじんわり染みる、上品な手揉み醤油ラーメンでした!

前回食べたのは数年前ですが、数年経っても前回と同じくらいの感動がありました。
また醤油を食べたくなりそうですが、誘惑に打ち勝てたら次は塩を食べてみようと思います。

では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!

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●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:10分(遅め)
お冷:2杯目からセルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日11時半で待ち時間30分ほど
備品:ティッシュ、つまようじ、紙エプロン、ハンガー
卓上調味料:一味、胡椒

タイプ:醤油
エリア:上野 / 浅草 / 日暮里
推し麺度:☆8

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