繊細な旨味と歴史が染みる。半世紀以上愛される老舗のタンメン西荻窪『はつね』

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こんにちは。東京ラーメンタルヒビ機です。

今回ご紹介するのは、1961年(昭和36年)創業の西荻窪の老舗ラーメン店。
半世紀以上続いているという時点でもう美味しいのは確定ですが、百聞は一食にしかず。もはや“啜れる歴史”と言っても過言ではない一杯を食べに行ってきました。

ヒビ機
今年で58歳の大先輩ってことはこっちも気を引き締めなきゃな

1961年創業の老舗の一杯を食べに『はつね』へ

外観

西荻窪駅から徒歩1分くらいのところにある『はつね』。

1961年オープン。
究極まで澄んだスープの「タンメン」が人気で、「食べログ百名店」にも選出されている実力&人気のある老舗ラーメン店です。

メニュー

メニューはこんな感じ。
『はつね』の代名詞である「タンメン」のほか、「ラーメン」や「ワンタンメン」、「もやしそば」などのメニューもあります。

今回は、「ここに来たらタンメンでしょう」ということで「タンメン」をお願いしました。

鶏ガラと野菜のいい香りと共に「タンメン」が到着!

タンメン

待つこと数分。鶏ガラと野菜のいい香りと共に「タンメン」(750円)が到着。

丼ぶりの底まで透けて見えそうなほど澄んだスープに麺が泳ぎ、その上にはモヤシやキャベツ、人参などの炒めた野菜がトッピングされています。

澄んだスープもですが、余計なものが一切乗っていない潔い一杯ですね。

スープは鶏の旨味や野菜の甘味がじんわり染みる優しい味わい。

スープ

まずはスープから一口。

おぉ……染みるぅ……!

スープを口に含むと、鶏ガラの旨味、野菜と麺の甘み、味を整える程度のほのかな塩味がじわりじわりと舌に染み渡りました。

かなり繊細なので少しの雑味も気になってしまいそうなスープですが、このスープにはそう言ったものが一切ないですね。

麺

麺は中細ちょい縮れ。
ちゅるちゅるポソポソとした昔ながらな感じの食感で、少し感じるかんすいのクセ(?)も“味わい”になっています。

ヒビ機
好みは分かれそうだけどノスタルジックで美味いな

炒めた野菜はシャキシャキで甘みが強い名脇役だ!

野菜

野菜は強火でザッと炒めたシャキシャキタイプ。
口に含んだ瞬間に香ばしさがふわっと広がり、噛むと野菜の甘みとスープの塩味が溢れ出します。

チャーシューがなくても物足りなさを感じないほど、野菜がいい仕事をしていますね。

まとめ

食材の旨味と歴史の重みが舌に染み渡る繊細なタンメンでした!

うまく言い表せませんが、新店には出せないなにかがこの一杯にはありますね。
また歴史を啜りたくなったら食べに来ようと思います。

では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!

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●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:6分(標準)
お冷:注いでくれる。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日11時半で待ち時間50分ほど
備品:なし
卓上調味料:酢、胡椒、醤油

タイプ:タンメン
エリア:中野 / 高円寺 / 荻窪
推し麺度:☆7

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