三鷹の名店“さくら井”の二毛作『KEN軒』には有給を取ってでも食べたいつけ麺がある。

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こんにちは。東京ラーメンタルヒビ機です。

今回ご紹介するのは、三鷹エリアの人気店『麺屋 さくら井』にて定休日の水曜日だけオープンする濃厚魚介系ラーメン店。
そしてこのお店は『さくら井』で修行中の方が営んでいるようで、週一営業ながらネットでの評判は上々。

となれば行かないわけにはいかないと言う事で早速、『さくら井』イズムを感じられるであろう一杯を食べに行ってきました。

ヒビ機
濃厚魚介は『さくら井』には無いから楽しみだな

さくら井イズムの濃厚魚介を食べに『KEN軒』へ

外観

三鷹駅から徒歩12分くらいのところにある『KEN軒』。

2021年1月13日オープン。
『麺屋 さくら井』のけんけん氏が水曜日だけ営業する(さくら井の)二毛作的なラーメン店で、濃厚な豚骨魚介スープを使ったラーメン・つけ麺が人気です。

ちなみに、写真からもわかる通りヒビ機が訪問した日はかなり空いていましたが、普段は混雑しているようなのでご注意を。

券売機

メニューはこんな感じ。
2021年3月時の基本メニューは「濃厚魚介らぁ麺」と「濃厚魚介つけ麺」の2本で、その他トッピングやご飯もの、ドリンクと言ったラインナップです。

今回は、「特製濃厚魚介つけ麺」をポチり。

豚骨魚介の良い香りと共に「特製濃厚魚介つけ麺」が到着!

特製濃厚魚介つけ麺

待つこと数分。豚骨魚介の良い香りと共に「特製濃厚魚介つけ麺」(1,200円)が到着。

スープはオーソドックスな豚骨魚介MIXな見た目で、刻みチャーシューやネギなどがトッピング。
麺鉢には麺が綺麗に折り畳まれ、3種類のチャーシュー(もしかしたら燻製の香りが自然に移っただけで2種類かも)、味玉、海苔、カイワレなどがトッピングされています。

麺は弾力が強く喉越し爽やか。濃厚スープとの絡みも抜群!

麺

まずは何もつけずに麺を食べたところ、全粒粉入りの見た目とは裏腹にライトな小麦の風味が広がりました。
食感は“もっちり”とは少し違う、歯を跳ね返すような強い弾力がありますね。

スープ

スープは口に含んだ瞬間に粘りのある豚骨の旨味・甘み、そして煮干しやや優勢な魚介の旨味が一体となってグワッと押し寄せてくる濃厚テイスト。

ですが、一般的な濃厚豚骨魚介系のようなトゲのある味の強さではないため、つけ麺用の濃度でもグイグイ飲めます。

ヒビ機
まさにさくら井仕込みの“毎日食べられる味”か

さくら井の代名詞とも言えるレアチャーも美味い!

チャーシュー

チャーシューは低温調理の肩ロースと釜焼きバラの2部位。

低温調理のレアチャーシューは『さくら井』営業の時と同じく肉の甘みとレア味がガツンとくる味わいですが、真ん中2枚は軽くスモークしているのか隣のバラの香りが移ったのか、スモークの香りによってレア味は影を潜めています。

バラは口に入れた瞬間にスモーキーな香りが広がり、噛むと肉の旨味が溢れ出す逸品です。

ヒビ機
ブ厚いから食べ応えあるし、これは特製推奨だな
味玉

味玉は黄身の中心がねっとりとした固茹で寸前の半熟タイプ。
黄身のコクと甘みがしっかりと感じられる間違いない美味しさですね。

最後はスープ割りでサラッと〆るべし!

スープ割り

最後はスープ割りで〆。
(この日は空いていたからかもしれませんが、)麺を食べ終えたタイミングで店員さんから訊かれたのでお願いしました。

スープ割りをすると比較的サラッとした飲み口になりますが、元々あった旨味は健在。
ネギと柚子の清涼感も加わるため、さっぱりと〆られますね。

まとめ

豚骨魚介の濃厚な旨味はありつつも決してクドくはない、毎日食べられるような一杯でした!

今は水曜日だけの営業ですが、今後独立してフルタイム営業に……なんてなったら嬉しいですね。
次はもう一つの「濃厚魚介らぁ麺」を食べに来ようと思います。

では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!

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●細かいチェックポイント●
味の重さ:こってり
温度:つけ麺の適温
提供時間:7分(標準)
お冷:2杯目からセルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日18時で待ち時間なし(レアケース。普段は並び有り)
備品:ティッシュ、つまようじ、荷物入れ、ハンガー、アルコール消毒液
卓上調味料:胡椒

タイプ:つけ麺
エリア:吉祥寺 /  三鷹 / 武蔵境
推し麺度:☆8

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