こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、2021年4月に吉祥寺にオープンしたばかりの二郎系ラーメン店。
いつもだったら「オープンしたばかりの」と「二郎系ラーメン店」の間にもう一言挟んでいるところですが、今回なぜ挟んでいないかと言うと、吉祥寺に二郎系ができただけで行く価値があるから。
というのも、実は吉祥寺は駅から徒歩10分圏内に二郎系のラーメン店はなく(※)、吉祥寺の人々(ヒビ機を含む)は二郎系の誕生を待っていたんです。多分。
と言うことで早速、待ちに待った(?)吉祥寺駅から徒歩圏内で食べられる二郎系を食べに行ってきました。
※ヒビ機調べ。二郎系まぜそばを出す『麺ハチイチ』はある。
吉祥寺に誕生した二郎系『ハナイロモ麺』へ
吉祥寺駅から徒歩3分くらいのところにある『ハナイロモ麺』。
2021年4月29日オープン。
同じく吉祥寺にある居酒屋『でき心』の店主が営む二郎系ラーメン店です。
ちなみに店名の“ハナイロモ麺”は、古典落語の「出来心」、別名「花色木綿」からとったとか。
そして看板をよく見ると、麺が“ハナイロモ面”で構成されています。
メニューはこんな感じ。
基本となる味は一つで、麺の量と豚の量の違い、その他トッピングやドリンクと言ったラインナップです。
今回は「小ラーメン」と、なかなか見かけない「クリームチーズ」をポチり。
提供直前に訊かれる無料トッピング(コール)は“ヤサイニンニクアブラ”でお願いしました。
豚骨醤油の良い香りと共に「小ラーメン」が到着!
待つこと数分。豚骨と醤油の良い香りと共に「小ラーメン」(780円)「クリームチーズ」(100円)トッピングの“ヤサイニンニクアブラ”が到着。
チラッと見えるスープは乳化タイプで、その上には、ヤサイ、豚、クリームチーズ、ニンニク、アブラがトッピングされています。
スープは二郎らしい濃厚さだが、少し焦げっぽいのが気になる。
まずはスープから一口。
ん〜〜〜。口に入った瞬間に感じるラードの焦げっぽさが少し気になりますね。
ベースにある豚骨の旨味や背脂のこってりとした甘みがちゃんとしているだけに、ここだけちょっと惜しい感じ。
醤油の塩分もほんの気持ち控えめですが、これはヤサイマシの宿命なので卓上のカエシをひと回しすれば締まります。
麺は角のある太ストレート。
モニッとした少し柔らかめの茹で加減で、小麦の風味がしっかりしています。
が、オーション(二郎で使われる小麦粉)ではないのか、ジロリアンからすると少し個性的に感じるかもしれません。
クリームチーズは二郎に合う。これは発見だ……!
気を取り直して「クリームチーズ」で味変を。
少しずつ麺に乗せるスタイルで食べましたが、クリームチーズの爽やかな酸味とコクが不思議と(?)スープに良く合っています。
これは他では中々体験できないので、試す価値ありですね。
豚は少しワイルドさを残した肉質やわらかタイプ。
ヤサイはいわゆる“シャキヤサイ”です。
まとめ
オープン間もないので惜しい点はあるものの、これから伸びそうな二郎系でした!
途中で触れた惜しい点は数ヶ月もすれば改善されると思うので、少し期間を空けて、次は「トリプルチーズ」も試してみようと思います。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:こってり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:6分(標準)
お冷:セルフ。冷たい
店内温度:やや暑め
混雑具合:平日11時で開店待ち約10名
備品:ティッシュ
卓上調味料:醤油、胡椒、酢
タイプ:二郎 / 二郎インスパイア系
エリア:吉祥寺 / 三鷹 / 武蔵境
推し麺度:☆6