こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、1日の営業時間が2時間半しかないラーメン店。
しかも行列ができるお店で、スープ無くなり次第終了という中々のハードルの高さ。
そのハードルの高さ故に行く機会を見送り続けていたヒビ機ですが、この度意を決して食べに行ってきました。
営業時間2時間半の行列店『燦燦斗』へ
東十条駅から徒歩1分くらいのところにある「燦燦斗(さんさんと)」。
2006年9月オープン。
今ではよく見かける豚骨魚介系のラーメンで営業時間が2時間半しかないにも関わらず、連日行列のできる人気のラーメン店です。
余談ですが、昔は昼営業もあって夜の時間も長かったみたいです。
メニューはこんな感じ。
「らーめん」「つけめん」「油そば」「中華そば」など、よく見るといろんな種類がありますね。
今回は一番オーソドックスな「らーめん」と「味玉」「ちょっと肉増し」トッピングをポチり。
ちなみに「特増し」にすると、味玉、チャーシュー、メンマが増えるので、メンマも増やしたい人はそっちの方がお得です。
豚骨魚介のお手本のような見た目の「らーめん」が到着!
待つこと数分。「らーめん」(700円)の「味玉」(100円)「ちょっと肉増し」(150円)トッピングが到着。
これぞ豚骨魚介な色のスープに自家製の中太麺が泳ぎ、チャーシュー、味玉、メンマ、ネギ、カイワレなどがトッピングされています。
「ちょっと肉増し」にしましたが、5枚くらい乗っているので“結構肉増し”ですね。
これは嬉しい誤算です(特増しのチャーシューは2枚増し)。
スープは濃厚ではないものの後引く美味さで惹き込まれる!
まずはスープから一口。
サラッとしてるけど惹き込まれるなぁ……!
数種類の節っぽい魚介の旨味と酸味がやや優勢で、豚骨はコクを演出するくらいのミドルな効き。
醤油のキレはあるものの塩味は抑えめなので、スープの旨味が引き立っていますね。
豚骨魚介と聞いていたので粘度の高いパンチのあるスープを想像していましたが、後引く美味さのシャバ系のスープです。
麺は自家製の角の取れた中太ちょい縮れ。
歯が押し返されるような強めなコシで、ぷりぷりもっちりとした心地いい食感。
噛むほどに小麦の甘みがふわっと増す存在感の強い麺ですが、不思議とスープに対して勝っている感じはしませんでした。
トッピングはどちらも増して正解なハイクオリティ!
チャーシューは低温調理のちょいレアタイプ。
くちっとした柔らかい肉質で甘みが強く、増して正解と思える美味しさでした。
豚骨魚介系のラーメンにレアチャーシューを合わせるところは中々見かけませんが、サラッとしているからか合っていますね。
味玉は黄身がモサモサする手前の固茹でタイプ。
甘じょっぱい醤油ダレが中までしっかりと染みていて、黄身の味も濃く美味しかったです。
まとめ
サラッとした豚骨魚介ながら、後引く美味さのラーメンでした!
ありふれた構成のはずなのに、なぜかまた食べたくなるような魅力がありました。
営業時間のハードルは高いですが、狙ってでも行く価値はありますね。
余談ですが、店内が昭和のまま時が止まっているような渋い雰囲気なのもいい感じですよ。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
【東京ラーメンタル】のYouTubeやTwitterもよろしくね!
●細かいチェックポイント●
味の重さ:ややこってり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:8分(標準)
お冷:2杯目からセルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日オープン時で席が埋まる程度の待ち人数
備品:ティッシュ、つまようじ、ハンガー
卓上調味料:酢、一味(?)、胡椒
タイプ:MIX系
エリア:大塚 / 巣鴨 / 駒込 / 赤羽
推し麺度:☆8