こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、2020年1月8日に大阪・豊中から自由が丘に移転した、いりこ(煮干し)を使ったラーメンが人気のお店。
「「食べログ百名店 WEST」にも選出された実力のある大阪の名店が東京進出したとなったら行かないわけにはいかないだろう」と言うことで、西の実力を確かめに行ってきました。
いりこそばで人気を博す西の名店『堀川』へ
自由が丘駅から徒歩5分くらいのところにある『中華そば 堀川』。
2020年1月8日オープン。
元は大阪・豊中にあった「食べログ百名店 WEST」選出の実力店で、いりこ(煮干し)を使ったラーメンが人気です。
オープン当初は行列も長かったみたいですが、この日は運が良かったのか(天気が悪かったからか)客足は落ち着いていました。
メニューはこんな感じ。
基本は「醤油そば」と「いりこそば」の2本で、その他トッピングやごはんものと言ったラインナップ。限定メニューはオペレーションが落ち着いたら開始と言ったところでしょうか。
今回は、“煮干しと水のみ”という「いりこそば」をポチり。
それプラス、公式ツイッターで見かけた「B玉」(形の悪い味玉)も100円現金でお願いしました。
上品な煮干しの香りと共に「いりこそば」が到着!
待つこと数分。上品な煮干しの香りと共に「いりこそば」(920円)が到着。
銀の煮干し膜が張った琥珀色のスープに細麺が綺麗に折りたたまれ、チャーシュー、メンマ、玉ねぎ、なるとがトッピングされています。
「B玉」(100円)は別皿にて提供。
このままでは冷たいので、先にスープに潜らせておきます。
スープは煮干しの旨味と苦味がじわじわ沁みる繊細な味わい!
まずはスープから一口。
おぉ……! 沁みるぅ……!
スープを口に含むと、ほのかに苦味のある煮干しの旨味、醤油のまろやかなコクと塩味がじんわりじんわりと染み渡りました。
強い旨味でありながらエグみや我の強さを感じない繊細さもポイントですね。
過去に一口目で感動を覚えた方南町『蘭鋳』のような、上品で素直な味という印象です。
麺は自家製の細ストレート。
細ストレートと言いましたが、感覚的には極細寄り。少し芯の残したプツッとした食感が心地よく、小麦の風味も良好です。
旨味甘味が凝縮されたチャーシューやB玉も美味い!
チャーシューは岩手の銘柄豚「岩中ポーク」を低温調理したレアタイプ。
分厚いカットながらレアチャーシュー特有の嫌なレア味は一切なく、噛んだ瞬間に肉の旨味と甘味がブワッと弾ける逸品です。
「B玉」は黄身の中心がトロッとした半熟タイプ。
白身が茶身になるほど甘じょっぱいタレが中まで染み染みなので、黄身白身の甘味とスープのほろ苦さの対比が楽しいですね。
まとめ
上品な煮干しの旨味・苦味じわじわ沁みる、繊細な味わいの一杯でした!
大阪の名店、おそるべし。
今回食べた「いりこそば」がかなり気に入ったので次も食べそうですが、もし誘惑に勝てたら「醤油そば」も攻めたいですね。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:2分(早め)
お冷:セルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日12時で待ち時間なし
備品:ティッシュ、つまようじ、紙エプロン、おしぼり、ヘアゴム、荷物置き、ハンガー
卓上調味料:なし
タイプ:ニボニボ系
エリア:東急沿線(中目黒 / 祐天寺 / 自由が丘)
推し麺度:☆9