こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
個人的な話になりますが、どうも最近煮干し系のラーメンにハマっているらしく、隙あらば美味しい煮干し系を探している自分がいます。
そして、今回ご紹介するのは、その隙で見つけた“煮干し100%”のニボニボ純度の高いラーメン店。
ヒビ機の煮干し欲求を満たしてくれるであろう一杯を食べに行ってきました。
煮干し100%の“純”煮干そばを食べに『児ノ木』へ
落合駅から徒歩4分くらいのところにある『中華そば 児ノ木(ちごのき)』。
2013年3月オープン。
動物系不使用、煮干し100%の「純煮干そば」と、背脂+煮干しの燕三条系「背脂煮干そば」が人気で、「TRYラーメン大賞 2018-2019」では名店にぼし部門5位に輝いたお店です。
メニューはこんな感じ。
今回は“水と鶏”ならぬ“水と煮干し”の「味玉 純煮干そば」と「和え玉」をポチり。
フチについた泡が濃厚さを確信させる「純煮干そば」が到着!
待つこと数分。煮干しのいい香りと共に「味玉 純煮干そば」(850円)が到着。
スープ表面やフチについた煮干し泡が濃厚さを確信させてくれますね。
2種類のレアチャーシュー、刻み玉ねぎ、のり、味玉と、トッピングはこの手のラーメンの王道ラインナップ。
スープは煮干しの旨みと苦味のバランスが取れた“シブい”味わい!
まずはスープから一口。
おぉ〜! 煮干しのインパクト強いなぁ!
スープ自体はさらっとしていますが、口に入った瞬間に来る煮干しのインパクトはいわゆるセメント系のドロっぽいスープと同じくらい感じました。
塩味も結構効いていますが、角がないため煮干しの旨みと調和しています。
同系統のスープに比べて苦味が少し前に出ていますが、ビターで“シブい”味わいで好みでした。
麺は細ストレート。
パツンと嚙み切れる芯のある食感が心地よく、「小麦が詰まってるな〜」と感じる存在感があります。
また、麺と一緒に飛び込んでくる玉ねぎは辛味が全くなく、シャキシャキとした食感が楽しめました。
チャーシューは低温調理されたレアチャーシュー。
肉の甘みが強く、煮干しの苦味とのコントラストが良かったです。
鶏チャーシューも低温調理のレアタイプ。
味付けはシンプルで、こちらもしっとりジューシーな逸品。
味玉は黄身がトロトロの半熟タイプ。
そのまま食べてもよし、麺に絡めて煮干しの苦味をマイルドにしてもよしです。
動物系のこってりさが前面に出た「和え玉」。これはマストな美味さだ!
麺を食べ終える少し前に「和え玉」(200円)を注文。
「純煮干そば」と同じく芯を残した細麺に、レアコロチャー、魚粉、ねぎがトッピングされ、タレは底に隠れています。
よく混ぜてから一口。
こっちはこってりで美味い!
タレはおそらく鶏油×醤油。
バターとも思えるようなこってりで甘みのある油、旨みの強い醤油が麺に絡み、これだけでも食べ応えのある和え玉に仕上がっていました。
レアチャーシューの甘みも先ほどよりダイレクトに感じられたのも良かったです。
まとめ
インパクトのある旨みと渋さを感じる苦味がハーモニーを奏でる煮干しラーメンでした!
個人的には煮干しの苦味が好きなので、ここのスープはかなり好みでした。
ドロドロじゃなくてサラッとした口当たりなのもいいですよね。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:ややあっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:6分(標準)
お冷:セルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日12時半で待ち時間なし
備品:ティッシュ、つまようじ
卓上調味料:一味、昆布酢、胡椒
タイプ:ニボニボ系
エリア:中野 / 高円寺 / 荻窪
推し麺度:☆9