こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、「ミシュランガイド東京」にラーメンが初掲載された2015年から6年連続でビブグルマンに選出されている、和テイストな醤油ラーメンが食べられるお店。
割烹風な雰囲気で和テイストなラーメンを出すお店は今でこそ増えていますが、そんな中でもミシュランに認め続けられる一杯は一体どんな味なのか。
気になったので、早速食べに行ってきました。
6年連続ミシュラン掲載のラーメンを食べに『三藤』へ
緑が丘駅から徒歩5分、自由が丘駅から徒歩10分くらいのところにある『中華蕎麦 三藤(みつふじ)』。
2014年4月オープン。
創業150年以上を誇る香川・小豆島の蔵元「ヤマロク醤油」の醤油をベースとする“優しくも味わい深い和テイスト”なラーメンが人気で、「ミシュランガイド東京」のビブグルマンに6年連続で選出されている実力店です。
一部になりますが、メニューはざっとこんな感じ(店内は料理と展示物以外撮影禁止なので撮れませんでした)。
昼は「中華蕎麦 淡口醤油」と「中華蕎麦 辛み野菜」の2本で、その他セットものやドリンクと言ったラインナップです(詳細は公式HPにあります)。
今回は、一番シンプルな「中華蕎麦 淡口醤油」をお願いしました。
乾物系の香りと共に「中華蕎麦 淡口醤油」が到着!
待つこと数分。昆布や魚介節と言った乾物系の和な香りと共に「中華蕎麦 淡口醤油」(800円)が到着。
澄んだ琥珀色のスープに中細麺が綺麗に折りたたまれ、2種類のチャーシュー、青菜、カイワレがトッピングされています。
スープは乾物系の旨味を香味油がマスクする甘めの味わい。
まずはスープから一口。
口に含んだ瞬間、まずは動物系と思われる香味油のこってりとした甘みが広がりました。
そして、それを昆布や鰹節の乾いた旨味が追いかけ、醤油と香味油の甘みに着地する感じですね。
好みの問題だと思いますが、個人的には香味油の甘みがスープの旨味や香りをマスキングしていてもったいない気も。
麺は平たい中細ストレート。
ちゅるんとした滑らかな麺肌で、噛むと小麦の甘みがほわっと広がる上品な味わいです。
肉質しっとりな豚チャーシューは、口に含んだ瞬間に焼けた芳ばしさが抜ける一品。
これも好みだと思いますが、繊細なスープに対して焼けた香りがするのは若干違和感がありますね。
鶏チャーシューも肉質しっとり。
こちらはスープにも寄り添っていて間違いない美味しさです。
まとめ
下ブレかもしれませんが、個人的には香味油のこってり感が難しかったと思う一杯でした。
辛口になったもののお店のコンセプトは伝わってきたので、次は違うメニューを食べてみようと思います。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:20分(遅い)
お冷:2杯目からセルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:日曜11時半で待ち時間10分くらい(オープンが後ろ倒しに)
備品:紙ナプキン、ティッシュ、ヘアバンド、紙エプロン、ハンガー
卓上調味料:胡椒、七味、酢
タイプ:醤油
エリア:東急沿線(中目黒 / 祐天寺 / 自由が丘)
推し麺度:☆6