チョコラーメンと来たら次に思いつくのがチョコつけ麺。
見つけたくなかったというのが正直な感想ですが、残念ながら見つけてしまいました。
しかも今回は誰もが知ってるロッテの「ガーナ」とコラボしているらしいじゃないですか。
……食ってしっかり書いてやろうじゃねぇか。
2020年版はYouTubeで観れます!
ロッテとコラボしたチョコつけ麺が食べられる『麺屋武蔵』
新宿駅西口から徒歩8分の場所にある『麺屋武蔵 新宿本店』
魚介豚骨系つけ麺が人気のお店ですが、現在ロッテとコラボし、バレンタインデーに向けたつけ麺メニュー「つけガーナ2018 〜トリュフの香り〜」が数量限定で販売されています。
今年で10年目らしく、前回書いた『麺や庄の』の「チョコ担々麺」同様やけに長い歴史がありますね。
店内はカウンター席のみで、ジャズが流れるシックな雰囲気。
つまようじ、ティッシュ、紙エプロン完備です。
チョコとトリュフが香るつけ麺「つけガーナ2018 ~トリュフの香り~」
今回いただいたのは「つけガーナ2018 ~トリュフの香り~」(1,110円)
白いムースに覆われたスープにガーナミルクをパウダー状にし、ハート型に可愛らしくトッピング。
麺の方にはカカオニブなどでコーティングされた卵ボール・鴨肉・ミックスハーブ・気が狂ったか、まんまのガーナミルクがトッピングされています。
食べる前からチョコの甘い香りがぷわ~んと漂っていて、色々な意味でドキドキします。
チョコの甘さと牛ダシの甘さが仲良く先制パンチを入れてくるスープ
スープは、チョコと牛コンソメベースのスープに、人参・玉ねぎ・ウイキョウなどの香味野菜を合わせたスープ。その上に昆布でダシを取った牛乳のムースが乗り、さらにチョコパウダーが振りかけられています。
一口飲むと、まずチョコと牛の甘みが仲良くブワッと広がり、後から野菜や昆布の旨味など、いわゆるコンソメっぽい味が顔を出します。
全体的にはまろやかでクリーミーですが、めちゃくちゃ喧嘩しているような感じはなく、「チョコをラーメンにするぞ!」という本気が伝わってきました。
トリュフの香りがリッチなモチモチ中太麺
麺はプリプリ、モチモチ食感の中太縮れ麺。
トリュフオイルと削ったトリュフが絡められていているため、そのまま食べると口いっぱいにトリュフのリッチな香りが広がります。
スープにつけると、トリュフの香りの周りをチョコがコーティングするような不思議な味わいに。
チョコテイストに合わせたトリッキーなトッピングたち
こちらは、オレンジの果汁、チャーシューのタレ、青山椒と煮た鴨チャーシュー。
しっとりとした食感で、噛むと鴨とタレの旨味がジュワッと広がります。
「つけガーナ2018 〜トリュフの香り〜」の中では唯一塩気を感じるトッピングで、普通のラーメンではまず感じない“しょっぱさがアクセントになっている”という体験ができます。
こちらは、凍らせた卵の黄身を昆布ダシに漬け、カカオニブ、乾燥したオリーブ、塩昆布を周りにまとわせた卵ボール。
黄身のなめらかな食感とカカオニブのせいか、謎に生チョコを彷彿とさせています。
どう食べるのが正解か分からなかったのでこなれた感じで麺に付けてみましたが、スープのチョコが勝ちました。
最後はガラリと雰囲気がつけ麺風になる専用の割りスープを
最後はつけ麺の定番、スープ割りで〆。
卓上にある割りスープではなく、専用の割りスープを店員さんが入れてくれます。
専用の割りスープには乾燥したポルチーニ茸が使われており、今まで主導権を握り続けていたチョコの甘さが引き、キノコスープのようなあっさりかつクリーミーな味わいに変わります。
キノコの食感も増したので、割りスープにキノコが入っているかと思われます。
まとめ
賛否両論ありそうですが、“チョコの甘さ”を上手くつけ麺に絡めた一杯でした!
『麺や庄の』の「チョコ担々麺」はチョコのビターさを上手く使っていたので、同じチョコでも違うベクトルでまとめられるんだなぁと謎に感心しました。
ちなみに「つけガーナ2018 ~トリュフの香り~」を食べられるのは新宿本店と浜松町店の2店。
2/14(水)まで各日20食ずつの提供だそうです。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:こってり
温度:ぬるめ
提供時間:9分(標準)
お冷:2杯目からセルフ
店内温度:適温
混雑具合:オープン時で先客1後ろ3。退店時には待ち10人超え。
タイプ:その他
エリア:新宿 / 代々木 / 大久保
推し麺度:☆4
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