こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、大門エリアの中華料理店『郷村居』。
こちらは四川料理を中心とした辛い系の麺料理が食べられるとのこと。
東京ラーメンタルは基本的にお店の情報を集めてから食べに行くことが多いですが、こちらは偶然通りかかった時に目にした“牛すじ肉辛味麺”の文字に惹かれたお店。
その時はちょうど営業時間外で入れませんでしたが、どうしても忘れられなかったので、日を改めて食べに行ってきました。
牛すじ肉辛味麺を食べに『郷村居』へ
大門駅から徒歩約5分、芝公園駅から徒歩約6分の『郷村居(しゃんそんきょ) / Xiang Sun Kyo』。
2015年オープン(？)。
四川料理を中心とした辛い系の麺料理が人気のお店です。
メニューはこんな感じ。
基本は「汁なし担々麺」「牛すじ肉辛味麺」「肉ワンタン入り醤油麺」「汁あり担々麺」と月替わりの限定の5本で、その他トッピングやご飯もの、一品料理やドリンクといったラインナップです(×がついている3つは土曜日限定)。
今回は、お目当ての「牛すじ肉辛味麺」をポチり。
食券回収時にパクチーとセロリの有無を訊かれたので、両方ありでお願いしました。
香辛料と香草香る「牛すじ肉辛味麺」が到着！
待つこと数分。香辛料や香草の“いかにも”な香りと共に「牛すじ肉辛味麺」(1,450円)が到着。
胡麻や辣油が浮かぶ醤油色のスープに太麺が泳ぎ、牛すじ、タケノコ、ニラ、数種類の唐辛子、パクチー、セロリなどがトッピングされています。
ちなみに、漢字表記(中国語表記？)は“郷村牛肉面”。
ピリ辛系の一品とおでん系の一品が乗った小鉢も付いてきます。
スープは甘めな動物醤油に辛味と香りが乗る異国の味わい！
まずはスープから一口。
うますぎ。
スープを口に含んだ瞬間、動物醤油を土台にさまざまな香りや刺激が押し寄せてきました。
かなり複雑な味ですが、なんとか分析してみようとすると、“ベースは動物系と思われるサラッとしたもので、カエシの醤油は八角香る甘めなもの。そこに四川らしい唐辛子の鋭い辛味が乗り、パクチーのエスニックな香りや食感の良いセロリの風味が複雑性を持たせている”と言ったところでしょうか。
これがどの程度ジャパナイズされた味なのかは分かりませんが、相当な中毒性を持った味ですね。
麺は全粒粉入りのような角あり太ストレート。
ムチッとした食感が心地良く、噛んだ時に広がる小麦の風味も豊か。
啜り心地も良いですが、勢い良く啜ると辛味が気管に入るタイプのスープなので、ご注意を。
牛すじは日本人に馴染みのある、いわゆる牛すじ煮込み的な甘じょっぱい味わい。
スープが結構辛かったので、牛すじとタケノコの甘みで癒しつつ食べ進めるのがオススメですね。
まとめ
甘めな醤油を土台に様々な辛味や香りが展開する、複雑で本格派な一杯でした！
偶然通りかかった自分に拍手不可避な大当たり店でしたね。
他のメニューも気になるので、また食べに行こうと思います。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした！
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:5分(標準)
お冷:冷たい麦茶。注いでくれる
店内温度:適温
混雑具合:平日12時で待ち時間5分ほど
備品:ティッシュ、おしぼり、紙エプロン
卓上調味料:なし
タイプ:その他
エリア:品川 / 大崎 / 浜松町 / 田町
推し麺度:☆8.5
