こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、伝説の二郎と呼ばれた“生郎”の跡地にできた二郎系ラーメン店。
ただのインスパイアではなく、生郎をフィーチャーしたという一杯を食べに行ってきました。
生郎跡地の二郎系ラーメン店『成蹊前ラーメン』
吉祥寺駅から徒歩20分くらいのところにある『成蹊前ラーメン(せいけいまえらーめん)』。
2015年6月オープン。
成蹊大生のいたずらによって、ラーメン二郎→ラーメン三郎→ラブメン生郎→ラーメン生郎へと店名を変えていった、元・ラーメン二郎 吉祥寺店の跡地にできた二郎インスパイア系のラーメン店です。
メニューはこんな感じ。
少し前までは背脂が乗った「FAT」や、生郎に寄せた「feat 生郎」があったそうですが、2019年7月現在は無くなっています。
なので今回は、オーソドックスな「ラーメン」をポチり。
コールはこんな感じ。
トウガラシがあるのが『成蹊前ラーメン』の特徴ですね。
今回はたまたまかもしれませんが、店内はピリッとした雰囲気で、二郎系初心者と思われる他のお客さんがコールに戸惑っていると店主が注意する場面も(ふつうは禁句みたいです)。
また、1ロット6杯(1ロット=1回で作る杯数)とまとまった量を作るので、運が悪いと提供まで30分かかる場合もあります。
トウガラシと豚が食欲を刺激する「ラーメン」が到着!
待つこと30分弱。「ラーメン」(700円)の“ヤサイニンニクトウガラシアブラ”が到着。
デフォルトのヤサイが少なめなのでマシにしましたが、それでも二郎系にしては優し目の盛り。
ヤサイにかかったトウガラシや豚が食欲を刺激しますね(コールしたはずのアブラがかかっていませんが……)。
スープはオイリーで醤油とトウガラシが効いた非乳化タイプ
まずはスープから一口。
かなりオイリーですが、豚骨の旨味と醤油のキレを感じる非乳化タイプの味わい。
ヤサイにかかったトウガラシの辛味もアクセントになっていますが、茹で汁がかなり入っているのか、全体的に薄いというかボヤけた印象を受けました。
ちゃんとした状態だったら美味しいだろうなと思える味だったので残念です。
麺は平たい極太ちぢれ。
二郎ではお馴染みのオーションを使った麺ですが、茹で時間が長すぎる&麺上げから提供まで5分ほどかかっているため、すっかり伸びきった状態に。
オーション特有の強い小麦の香りもコシもなく、これも残念。
ヤサイも同様にクタを通り越したグジュグジュの状態に。
中から茹で汁がジュワジュワ溢れ出してきて、お世辞にも美味しいとは……。
豚はタレが染みてて柔らかく、これはしっかり美味しい。
豚は中までタレが染みたしょっぱ旨な味付け。
肉質も柔らかく、これは美味しかったです。
まとめ
今回はたまたま下ブレを引いてしまったのかもしれませんが、リピートすることはないですね。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:こってり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:30分(遅い)
お冷:セルフ、冷たい
店内温度:適温
混雑具合:日曜12時で待ち時間5分ほど
備品:つまようじ、ティッシュ、ハンガー
卓上調味料:胡椒
タイプ:二郎 / 二郎インスパイア系
エリア:吉祥寺 / 三鷹 / 武蔵境
推し麺度:☆3