こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
近年、特にまぜそばがブームになったあたりから増えてきた、イタリアンやフレンチの要素を取り入れた変わり種のラーメン。
「米やパンの代わりに麺を合わせても美味しいのでは？」という発想から様々な料理の要素を取り入れた創作系のまぜそばが流行り、そこから好奇心旺盛なラーメン店の店主によってラーメンやつけ麺に派生して広まった。……んじゃないかなと思っています。
……と、ヒビ機のどうでもいい考察はこの辺にしておいて。今回ご紹介するラーメンもそんな変わり種の一つ。
ありそうでなかった、“ラーメンとビーフシチューを融合させた”という一杯を食べに行ってきました。
ビーフシチューを落とし込んだ一杯を食べに『シゲジン』へ
八王子駅から徒歩7分くらいのところにある『シゲジン』。
2018年7月オープン。
ラーメンとビーフシチューを融合させた「ビーフラーメン」、それのつけ麺バージョン「ビーフつけ麺」が人気のお店です。
店主は洋食出身かと思いきや、南大沢のつけ麺専門店『ブンブンマル』の出身とのこと。
余談ですが、店内は4畳ほどで5席しかない都内屈指の狭さ。
なので多くても2〜3人くらいでの訪問がよさそうです(狭いですが窮屈感はなく、むしろ隠れ家的な雰囲気でワクワクします)。
メインのメニューはこんな感じ。
基本はビーフシチューを落とし込んだ「ビーフつけ麺」と「ビーフラーメン」の2本ですね。
替え玉の代わりにパンやごはんが充実しているのも面白いです(スープの濃度的につけ麺はパン、ラーメンはごはんですかね)。
また、限定メニューや普通の(？)醤油ラーメンもあるみたいです。
どれも面白そうですが、今回は「チーズ入りビーフラーメン」でお願いしました。
デミグラスの香りと共に「チーズ入りビーフラーメン」が到着！
待つこと数分。デミグラスのいい香りと共に「チーズ入りビーフラーメン」(900円)が到着。
スープは見た目も匂いもビーフシチューそのもの。
そんなスープにマッシュポテトやニンジン、レタスが華を添え、仕上げにとろけるチーズがちりばめられています。
スープは煮詰めたトマトのほろ苦さと牛の旨みを感じる本格的な味！
まずはスープから一口。
美味いビーフシチュー！
サラッとしながらもトマトベースのほろ苦いコクと牛の旨みを感じる深いスープは、“町の洋食屋さんのビーフシチュー”を彷彿とさせるような、本格的ながらも親しみやすさのある味わい。
思わずコメントも親に連れて行ってもらった当時のレベルまで落ちてしまいました。
麺は平打ちの中細ストレート。
しなやかで“クニュ”っとした食感なので存在感は控えめですが、チーズとスープをしっかりと絡めながら口へと運んでくれる名脇役でした(チーズ入りにしたのは正解)。
ホロホロのチャーギューは増さなかったことを後悔する美味さ！
到着時は気づきませんでしたが、マッシュポテトの下からはチャーギューが(引っ張り出す時に崩れてしまいました。本当はもっと大きいです)。
引っ張り出す時に崩れるくらいなので、口に入れてもホロホロと崩れます。
そして、ホロホロと崩れながら肉の旨みと甘みがジュワーっと溢れ出してきます。
なんで増さなかったんでしょう。
こちらはネズミ(？)のように可愛くトッピングされたマッシュポテトとニンジン。
マッシュポテトはスープに溶かすと濃度がアップ。
ニンジンはグラッセ的な甘いものを想像して食べましたが、その正体はピクルス。
想像と違う甘酸っぱさにいい意味で裏切られると同時に、その甘酸っぱさがいいアクセントになっていました。
まとめ
本格的ながらも親しみやすい味のビーフシチューラーメンでした！
間違いなく他のお店では味わえない一杯ですね。
そして、そんなことを考えながら食べていたら完全に〆を忘れていました。
次回はつけ麺＆〆のチーズトーストですかね。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした！
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:こってり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:10分(遅め)
お冷:セルフ。冷たい
店内温度:少し暑い
混雑具合:平日18時半で待ち時間なし
備品:紙ナプキン、つまようじ、ヘアゴム、ハンガー
卓上調味料:七味、胡椒、タバスコ
タイプ:その他
エリア:立川市 / 八王子市周辺
推し麺度:☆7
