こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、神保町エリアの人気店『海老丸らーめん』。
こちらはフレンチ出身で海外経験も豊富な長坂 将志さんがシェフを務める、オマール海老を贅沢に使った“フレンチとラーメンの融合”な一杯が人気のお店。
オープン当初にほぼ全メニューを食べていますが、2022年4月のリニューアル以降まだ行っていなかったので、食べに行ってきました。
オマール海老ラーメンを食べに『海老丸らーめん』へ
神保町駅、水道橋駅から徒歩約4分の『海老丸らーめん』。
2017年9月13日オープン(2022年4月21日リニューアルオープン)。
フレンチ出身で海外経験も豊富な長坂 将志さんがシェフを務める、オマール海老を贅沢に使った“フレンチとラーメンの融合”な一杯が人気のお店です。
余談ですが、リニューアルに向けての休業前に提供された一杯2,000円の限定には、「海老丸のラーメンがしばらく食べられなくなるから」と2時間待ちの行列ができたとか。
メニューはこんな感じ。
基本は「元祖 海老丸らーめん」「海老丸カルボナーラ」「丸ごと1匹 オマール海老らーめん」「海老丸スタイル 担々麺」「オマールコンソメらーめん」の5本で、その他トッピングや一品もの、ご飯ものやドリンクと言ったラインナップです。
今回は、リニューアル後新たにレギュラー入りした「オマールコンソメらーめん」を注文。
席につくと何やら見慣れないセットが。
何かと思っていると「カボチャの冷製スープ」が到着。
こちらはアミューズ(フレンチで最初に出されるおもてなし料理)とのことで、何が出るかは日によって違うそう。
フレンチがコンセプトとはいえ、ラーメン店でこのおもてなしはすごいですね。
「オマールコンソメらーめん」が到着!
待つこと数分。オマール海老の香ばしい匂いと共に「オマールコンソメらーめん」(1,408円)が到着。
深い琥珀色をしたコンソメスープに細麺が綺麗に折り畳まれ、2種類のチャーシュー、海老つくね、メンマ、オレンジ、皮付き芽ねぎ(?)、ラディッシュ、玉ねぎなどがトッピングされています。
なんと言いますか、目が美味しいですね(?)。
スープは海老と牛の香ばしさを感じるコク深い味わい!
まずはスープから一口。
あ、これすごいやつだ。
スープを口に含んだ瞬間、まず駆け抜けたのはオマール海老の香ばしさ。
そしてその後ろに構えるのは、フォンドボーのようなほろ苦くコク深い牛(と香味野菜?)の旨味ですね。
カエシ不使用とのことですが塩味はバチッと決まっていて、限りなくフレンチですがちゃんとラーメンしています。
麺は全粒粉入りと思われる角ありの細ストレート。
バツバツと切れるハードな食感が楽しく、噛んだ時に広がる小麦の粉の風味も豊か。
「スープはスープ、麺は麺」で独立して主張して来ますが、まとまりがないわけではなく、どちらも立たせるためにあえて分けている感じですね。
スモーキーなチャーシューや味変オレンジなどのトピも美味い!
チャーシューは豚と鶏の2種類で、おそらくどちらも低温調理のレアタイプ。
豚は口に入れた瞬間にスモーキーな香りがふわっと広がり、鶏は余計な水分を飛ばすことで旨味がギュッと凝縮された逸品です。
そして一番目を惹くオレンジは「味のアクセントになります」とのこと。
確かにフルーティーな甘みと酸味は良いアクセントになっていますが(しかも不思議と合う)、オレンジ直後のスープのインパクトが一口目と同じレベルまで戻るところが個人的には面白かったですね。
まとめ
オマール海老と牛の香ばしさと旨味がギュッと詰まった、コク深い一杯でした!
ただ、この日はシェフ不在だったからか店員さん同士の雰囲気がかなり悪く、それがこちらにも伝播してくるのが残念でしたね(調理はイライラ、接客は不機嫌な感じでした)。
最後は辛口になってしまいましたが、味は良いので、もし改善されることがあればまた食べに行こうと思います。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
【東京ラーメンタル】のTwitterもよろしくね!
●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:10分(遅め)
お冷:セルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日11時半で待ち時間なし
備品:紙ナプキン、紙エプロン、荷物入れ、ハンガー、アルコール消毒液
卓上調味料:自家製ラー油、カレースパイス、胡椒
タイプ:その他
エリア:秋葉原 / 神田 / 水道橋
推し麺度:☆7