“一杯500円で全国各地の麺を啜れる”というラーメン好きには夢のようなイベント。
新宿は大久保公園で開催されている『大つけ麺博 大感謝祭』
どうやら色んなお店を回れるようにと考えられた“食べ比べサイズ”のラーメン・つけ麺が啜れるらしい……。
前回より始まった第二陣制覇シリーズ。今回はpart2です!
もう前フリが使いまわしなのはみなさん慣れてきたことでしょう!! 行くよ!!!
【麺匠 たか松/京都】つけ麺(鶏魚介)
四杯目は『麺匠 たか松』さんの「つけ麺(鶏魚介)」
個人的に第二陣の中で一番“麺”に期待していたお店です。
だって見て下さいよ、このお蕎麦みたいなルックスの麺……絶対美味いでしょ……!
スープは魚介×鶏のWスープ。
濃厚系つけ麺の王道である魚介×豚骨っぽい構成ですが、そこは鶏なだけあって豚骨に比べるとライトでさらりとした口当たりでした。
すだちを絞ると爽やかな酸味がプラスされ、鶏の風味が立ちました。
麺はストレートな中細麺。
長野県産の石臼挽きの全粒粉入りの麺という事で、玄麦のような香ばしさがすごい……!
さらにつぶつぶとした食感が面白く、何もつけなくても完食してしまうほど麺自体が美味しいです。
個人的にはお蕎麦のようにスープにチョイつけで食べるのがオススメです!
【魂麺/千葉】魂麺
五杯目は『魂麺』さんの「魂麺」
“千葉のラーメン魔術師”の異名を持つ山西一成さんのお店。
一見すると豚骨ラーメンっぽく見えますが、ホンビノス貝などの魚介がメインだそう。
……それにしてもホンビノス貝、最近よく使われる食材ですよねw
スープはまず魚介と動物と醤油がまろやかに広がり、それらの味に慣れたくらいのタイミングでホンビノス貝の風味に入れ替わる構成。
いわゆる“時間差スープ”ですかね。さすが“千葉のラーメン魔術師”……!
麺は角のある自家製の中太麺。
モチモチとした食感が楽しく、噛む度に小麦の甘みが広がりました。
チャーシューはホロリと崩れる柔らかさで、肉の旨味の強いワイルドな味わい……!
【らぁめん めんきち/北海道】北海道函館の黄金塩らぁめん
六杯目は『らぁめん めんきち』さんの「北海道函館の黄金塩らぁめん」
出ました……! 底が見えるほど澄んだスープの塩ラーメン……!
数か月前に北海道に行った際、残念ながら函館ラーメンは食べられなかったので期待です……!
スープは昆布と鶏の旨味が優しく広がる“お出汁”のようなあっさりとした味わい。
part1で紹介した『志奈そば 田なか』さんも同系統ですが、こちらはもっと沁みる感じでした。
麺は黄色いルックスの中太縮れ麺。
北海道のラーメンっぽい麺ですね……! ぷるぷるとした食感で小麦の味をしっかり感じられました。
スープを吸ってモチモチ、ジューシーになったお麩のアクセントも上品!!
第二陣part2まとめ
今回は『麺匠 たか松』さん、『魂麺』さん、『らぁめん めんきち』さんの3店を紹介しました。
意図せず東京以外の3店のチョイスとなりましたが、まぁどのお店もレベルの高い事……!
【東京ラーメンタル】と称していますが、これを機にまた地方へラーメン旅行したいな……!!
さて、お次はいよいよ第二陣完結編でございます。お楽しみに! ごちそうさまでした!