こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、ラーメンマニアの聖地『柴崎亭』で修行した店主が営むラーメン店。
梅ヶ丘の『柴崎亭』には以前行きましたが、何と言っても綺麗に折りたたまれた麺線の美しさが特徴です。
さて、今回のお店は『柴崎亭』の麺線DNAを受け継いでいるのか。
そこら辺も楽しみに、さっそく食べに行ってきました。
柴崎亭で修行した店主が営む『百笑食堂 いしかわや』へ
国領駅から徒歩1分くらいのところにある『百笑食堂 中華そば いしかわや(ひゃくわらいしょくどう ちゅうかそば いしかわや)』。
2018年8月オープン。
冒頭でも言いましたが、つつじヶ丘にあるラーメンマニアの聖地『柴崎亭』で修行された店主が営むラーメン店で、天然素材を使った無化調のラーメンが人気です。
メニューはこんな感じ。
醤油や塩の中華そばがメインですが、「いしかわブラック」や「八王子」など面白そうなメニューもありますね。
ただ、今回は初めてということで「特選醤油中華そば」をポチり。
店内は広々としていて、ジャズが流れる黒を基調としたモダンな空間。
オープンキッチンになっているため調理風景を眺めていましたが、平ザルの上で麺線を綺麗に整える麺あげの様子は『柴崎亭』そっくりでした。
魚介や乾物の香りと共に「特選醤油中華そば」が到着!
待つこと数分。魚介や乾物の香りと共に「特選醤油中華そば」(1,100円)が到着。
深い琥珀色のスープには(あまり見えませんが)麺が綺麗に折りたたまれ、チャーシュー、ワンタン、味玉、メンマ、カイワレがトッピングされています。
スープは魚介や乾物の乾いた旨味がじわーっと染みる深い味わい!
まずはスープから一口。
あぁぁ……染みるぅ……!
先行するのは動物系の甘み、これは香味油の鶏油(?)由来だと思います。
その後から魚介や乾物系の乾いた旨味がじわじわーっと舌に染み渡りました。
スープ自体はアニマルオフっぽい(?)ですね。
旨味だけではなく、節由来と思われる酸味や醤油のコクの中にある微かな苦味も感じられる奥深くて品のある味わいです。
麺は田村製麺製の中細ストレート。
アルデンテな茹で加減でプツッとした食感が楽しく、少し蕎麦を彷彿とさせる香ばしさもある小麦の風味がふわっと香る美味しい麺です。
トッピングもハイレベルなものばかり! これは増さなきゃ損!
チャーシューは大判で低温調理のレアタイプ。
キッチンにはスチームコンベクションオーブンがあったので、おそらく水温管理で調理するやつではないですね。
口に含んだ瞬間に「これはやばい」と分かるほど肉の甘みが強くてシルキーな食感。
注文ごとにスライスされるため酸化もなく、スープによって熱が入っても甘みが落ちません。これはすごい。
ワンタンはたっぷり5〜6個入り。
餡の量は多くも少なくもなく、皮とのバランスも良好。
肉の旨味がギュッと詰まっていて、中からは肉汁がジュワッと溢れ出してきました。
味玉は固茹でタイプ。
中まで甘じょっぱいタレがしっかり染みていて、表現が適切かは微妙ですが、軽い味のマヨネーズみたいで面白かったです。
まとめ
魚介と乾物がじわーっと沁みる味わい深い醤油ラーメンでした!
なぜもっと早く行かなかったのかと後悔するほど美味しかったです。
気になるメニューもまだまだあるので、近いうちにまた来ようと思います。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:3分(早め)
お冷:注いでくれる。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日18時前で待ち時間なし
備品:荷物かけ、ハンガー
卓上調味料:なし
タイプ:醤油
エリア:調布 / 府中 / 狛江
推し麺度:☆9