焼鳥屋が昼だけ営業する幻のラーメン店『鶏そば 山もと』は秘密にしたいほど美味い

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こんにちは。東京ラーメンタルヒビ機です。

今回ご紹介するのは鶏清湯ラーメンなのですが、普通のラーメン屋の鶏清湯ではないんです。
三鷹にある『鶏そば 山もと』の普段の顔は焼き鳥屋。そんな焼き鳥屋が作った鶏清湯ラーメンを食べに行ってきました。

ヒビ機
鳥の扱いのプロだから期待できるな

焼き鳥屋が昼間だけ営業する『鶏そば 山もと』へ

外観

三鷹駅から徒歩5分くらいのところにある『鶏そば 山もと』。

「食べログ 焼鳥 百名店 2018」に選出された『焼鳥 山もと』が昼の2時間だけ営業するラーメン店です。
『焼鳥 山もと』は食べログの評価を見ても3.75(2019年3月現在)と、かなり評価の高い焼き鳥屋ですね。

店内

店内はこんな感じ。
昼営業では使われていませんが、焼き場があったり日本酒の蔵があったりと、大人な雰囲気です。

今回は人気の「特製 醤油」を注文しました。

丁寧な盛り付けに和の繊細さを感じる「特製 醤油」が到着!

特製 醤油

待つ事数分。醤油のいい香りと共に「特製 醤油」(1,000円)が到着。

琥珀色のスープに揃えられた麺線、チャーシューや金針菜の盛り付け方と、見ただけでも和の繊細さを感じますよね。

ヒビ機
言い方乱暴だけどミシュランの審査員が好きそうな見た目だね

スープは醤油のコクや鶏の旨みがじわーっと広がる深い味わい!

スープ

まずはスープから一口。

おぉ……これは深いぞ……!

醤油のコクと昆布や節などの乾物系の旨みが舌にじわーっと広がりました。
鴨や鶏の旨味も合わさることでスープに奥行きがあり、また、提供直前ですりおろされる柚子の爽やかな酸味もアクセントになっています。

鳥を扱うプロなだけあって、素材の活かし方がすごいですね。

麺

麺は中細の平打ちストレート。
ツルッとしたのどごしで啜った時のスープの広がりもよく、噛むごとに小麦の甘味が増していくような味わいです。

鳥尽くしのトッピングはどれもプロの技が光る逸品だ!

鴨チャーシュー

こちらは鴨チャーシュー。

鶏醤油チャーシュー

で、こちらは鶏醤油チャーシュー。

どちらのチャーシューにも共通して言える事ですが、さすが人気の焼き鳥屋。スープと同様に扱いが上手いというか、味が丁寧なんですよね。

しっかり肉の旨みを引き出しつつ、しっとりと仕上がっています。

ヒビ機
これは特製にする価値あるね
鶏海老ワンタン

こちらは鶏海老ワンタン。

皮は大きく、結構しっかりめにモチモチとした食感。
ワンタンの皮も麺のような感じでスープを吸っていて、かなり食べ応えがあります。

餡からは鶏はもちろん、海老の風味や紫蘇(大葉かも)のアクセントが感じられ、かなり美味しかったです。

醤油味玉

醤油味玉は中心が半熟のタイプ。
黄身の味がすごくハッキリしていて濃厚。コクも深くて好みでした。

割り下風の甘めの味付けの「鶏そぼろごはん」もマスト

鶏そぼろごはん

お腹に余裕もあったので、気になった「鶏そぼろごはん」(200円)も注文。

鶏そぼろは割り下風のご飯が進む甘めの味付け。
鶏キンカン(?)の醤油漬けと一緒に食べると、口の中でプチっと弾けて濃厚な黄身ゼリーが溢れてすごく美味しいです。

ヒビ機
たったの200円だし来たら絶対食べて

まとめ

隅々までプロの技が光る、芳醇で味わい深い鶏清湯ラーメンでした!

このお店、きっと来年にはミシュランに載ってるんだろうなぁ……ってくらい手放しで美味しかったです。
店内や接客の雰囲気も良かったので、塩を食べにリピートは確実ですね。

では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!

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●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:5分(標準)
お冷:2杯目からセルフ、冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日11時半で待ち時間なし
備品:荷物置き、ハンガー
卓上調味料:胡椒

タイプ:醤油
エリア:吉祥寺 / 三鷹 / 武蔵境
推し麺度:☆9

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