こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
先日、「あの『ほん田』が秋葉原に移転したぞ! しかも進化してるぞ!」な記事を書きましたが、きっとラーメン好きのあなたなら思っているはず。
「移転した後の東十条のお店はどうなったの?」
……と。
実は東十条のお店はですね……営業しているんです。しかも『麺処 ほん田 東十条店』の名前の二郎系のお店として。
分かります、分かりますよ。気になって仕方ないですよね。
ということで今回は、移転後の店舗で新たなブランドとして発進した『麺処 ほん田』の二郎系ラーメンを食べに行ってきました。
“ほん田の二郎系”を食べに『麺処 ほん田 東十条店』へ
東十条駅から徒歩5分くらいのところにある『麺処 ほん田 東十条店』。
秋葉原に移転した『麺処 ほん田』の跡を2020年4月29日にまーち氏が受け継ぐ形で再開。
冒頭でも言いましたが、二郎系のラーメンが看板のお店です。
余談ですが、移転前から水曜日の特別営業で二郎系のラーメンは提供していたみたいですね。
表メニューはこんな感じ。
基本は「らーめん」「つけめん」「辛いまぜそば」の3本で、その他トッピングやドリンクといったラインナップです。
裏メニューで「らーめん」「つけめん」の“辛い”もあるみたいですが、まずはデフォルトからと言うことで「小らーめん」と「チョイ豚増し」をポチり。
コールは一般的な二郎系と同じ。
ティッシュ箱で隠れているところは「通常ニンニクは入りません。ヤサイ、アブラは入ります。マシマシ出来ません。」とあります。
今回は“全マシ”(ヤサイマシニンニクマシアブラマシ)でお願いしました。
ドデカ豚とヤサイの山が美しい「小らーめん」が到着!
待つこと数分。「小らーめん」(900円)「チョイ豚増し」(200円)の“全マシ”が到着。
見てくださいよこの美しいフォルム。
二郎系と言えば「ヤサイどーん! 豚どかーん! ニンニクどしゃー!」なワイルドな盛り付けも味ですが、この一杯は綺麗な三角錐というか、“言葉には出来ないけど綺麗な感じ(伝われ)”が漂っています。
スープは旨味・甘味・塩味のバランスが絶妙な微乳化タイプ!
(本当はヤサイから食べてますが生地の構成上)まずはスープから一口。
な、なんだこのバランスの良さは……!
スープのタイプは乳化とも非乳化ともとれる“微乳化”で、どっしりとした豚の旨味・甘味と醤油の塩味のパラメーターが綺麗な三角形を作っているバランスの取れた味わい。
二郎系でありながらも『ほん田』の隙の無さが伺えると言いましょうか。
仕込みの丁寧さが舌で感じられます。
麺は『ほん田』らしい手揉み! これがまた美味い……!
麺は注文毎に手揉みされる太縮れ。以前と同じであれば『とみ田』ブランドの「心の味食品」製ですかね。
強靭なコシを感じられるチョイカタな茹で具合が心地よく、噛んだ時に広がる香りや味はかなりパキッとした存在感があります。
手揉みによるランダムな啜り心地もたまらないですね。
豚は厚さ1cmはありそうな極厚のバラ巻きタイプ。
しかしこれだけ分厚いのに、肉質は歯がサクッと沈んでいくような柔らかさ。
そして噛みつくと、肉の旨味・油の甘味・醤油ダレのシャープな塩味がジュワッと溢れ出してきます。
ヤサイはモヤシがメインでシャッキシャキ。
これは甘じょっぱいアブラをドレッシングに「これでカロリーは相殺された」と思い込みながら頬張るのが吉ですね。
まとめ
随所にほん田イズムを感じる、ジャンクながらもバランスの取れた一杯でした!
もし一つだけ注意点(というか今回の反省点)を挙げるとすれば、安易に“全マシ”と言わないことでしょうか。
ここの“ニンニクマシ”は他店の“ニンニクマシマシ”に近い量を感じたので、コール表をみながらゆっくりとコールすると良いと思います。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:こってり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:11分(遅め)
お冷:セルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日11時過ぎで待ちなし。オープン時でほぼ満席くらい
備品:ティッシュ、つまようじ、紙エプロン、ハンガー
卓上調味料:胡椒、カエシ
タイプ:二郎 / 二郎インスパイア系
エリア:大塚 / 巣鴨 / 駒込 / 赤羽
推し麺度:☆8