ウイスキー味玉!?炭酸水スープ!?新宿『麺屋 我論』はBar要素が光る個性派ラーメンだ!

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こんにちは。東京ラーメンタルヒビ機です。

今回ご紹介するのは、バーからラーメン店へと転身した、変わった経歴を持つお店。
そしてそのお店のラーメンは、“炭酸水で炊いたスープ”や“ウイスキーで漬けた味玉”など、バーの経験を活かしたものになっているとのこと。

そんな面白そうなラーメンを見つけてしまったら……。そうですね。行かないわけにはいきません。

と言うことでさっそく、バーの技術が随所に散りばめられた一杯を食べに行ってきました。

ヒビ機
お酒飲めないくせにそういうのは興味あるんだな

バーの技術が詰まった一杯を食べに『麺屋 我論』へ

外観

新宿駅から徒歩7分くらいのところにある『麺屋 我論(がろん)』。

新宿ゴールデン街のバー『Diner 5GALLONS』の1階が2020年6月20日にラーメン店としてリニューアル(2階は現在もバーとして営業中)。
冒頭でも言いましたが、“炭酸水で炊いたスープ”や“ウイスキーで漬けた味玉”など、バーの技術を生かしたラーメンが人気のお店です。

メニュー

メニューはこんな感じ。
基本は「生姜香る淡麗醤油ら〜めん」と「柚子香る淡麗塩ら〜めん」の2本で、その他ご飯ものやトッピング、ドリンク(別紙。アルコール類)といったラインナップです。

今回は、看板メニューと思われる「生姜香る特製淡麗醤油ら〜めん」をお願いしました。

鶏醤油の香りと共に「生姜香る特製淡麗醤油ら〜めん」が到着!

生姜香る特製淡麗醤油ら〜めん

待つこと数分。鶏と醤油のいい香りと共に「生姜香る特製淡麗醤油ら〜めん」(1,100円)が到着。

背脂と玉ねぎが浮かぶ琥珀色のスープに細麺が折り畳まれ、チャーシュー、メンマ、メーカーズマーク半熟煮卵、海苔などがトッピングされています。

スープは動物系のインパクトと染みる旨味が共存する深い味わい。

スープ

まずはスープから一口。

なんだこれ……! 旨味の初速がすげぇ……!

スープを口に含んだ瞬間、鶏を軸とする動物系の旨味がブワッと広がりました。
ただ、インパクトは強くても旨味はじんわりじんわり染みるタイプ。香味野菜や刻み玉ねぎの甘み、醤油のコクもしっかり感じられますね。

ちなみにメニュー名の“生姜香る”は上に乗ってる針生姜がほんのり香る感じですね。

ヒビ機
これが炭酸水パワーか…!(しゅわしゅわはしてないよ)
麺

麺は角のある細ストレート。
芯を感じるパツパツとした食感と啜り心地がよく、小麦の味もしっかり立っていますね。

トロけるチャーシューやウイスキー香る味玉も美味い!

チャーシュー

チャーシューはバラ巻きタイプでしょうか。
口に入れるとまず脂がトロけて甘みが溢れ、噛むと肉の旨味がジュワッと広がる逸品です。

メーカーズマーク煮卵

メーカーズマーク半熟煮卵はその名の通り「Maker’s Mark」というウィスキーで漬けられたもの。

黄身の中心はトロッとしていて、卵黄の甘みと共にウイスキーの樽っぽい甘みがほわっと広がる面白い味わいです(アルコールアレルギーのヒビ機が食べても大丈夫だったのでアルコールは飛んでいるか微量かと思われます)。

ヒビ機
これめちゃくちゃ美味いし面白いな

まとめ

バー的なアプローチが見事に落とし込まれた、染みる味わいの一杯でした!

正直「他の業界から来た“トリッキーさが売り”のラーメンなんだろうな」と思っていましたが、トリッキーな部分(味玉)を差し引いてもすごいラーメンでした。
未食の塩も期待できそうなので、また食べに行ってみようと思います(もちろん味玉つきで)。

では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!

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●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:5分(標準)
お冷:2杯目からセルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日11時で待ち時間なし
備品:ティッシュ、つまようじ
卓上調味料:柚子胡椒(申告制)

タイプ:醤油
エリア:新宿 / 代々木 / 大久保
推し麺度:☆9

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