こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、西台エリアの人気店『ラーメン緑山』。
こちらは新町一丁目店と登戸店の2つの『蓮爾(はすみ)』で修行した店主が営む、“良い意味で酷かった時代の蓮爾かも知れない食べ物”を提供する二郎系ラーメン店。
アクセスの大変さから気づいたらオープン後3年経っていましたが、そろそろ重い腰を上げようということで(?)、食べに行ってきました。
“蓮爾”出身の一杯を食べに『緑山』へ
西台駅から徒歩約17分の『ラーメン緑山(みどりやま)』。
2021年7月25日オープン。
新町一丁目店と登戸店の2つの『蓮爾(はすみ)』で修行した店主が営む二郎系ラーメン店です。
余談ですが、麺は新街一丁目店を、スープは登戸店を意識しているとか。
メニューはこんな感じ。
基本は「ラーメン」「たまラーメン」「エビラーメン」「つけ麺」「たまつけ麺」「エビつけ麺」と限定の7本で、その他トッピングやドリンクといったラインナップです。
今回は、スタンダードな「ラーメン」をポチり。
食券回収時に訊かれる麺量は、“少なめ”で。
提供直前に訊かれる無料トッピングは、“にんにく・背あぶら”でお願いしました。
豚骨とニンニク香る「ラーメン」が到着!
待つこと数分。豚骨醤油とニンニクのいい香りと共に「ラーメン」(850円)の“麺少なめ・にんにく・背あぶら”が到着。
完全に乳化した白茶色のスープに太麺が沈み、豚、やさい、にんにく、背あぶら、うずらの卵(麺少なめのサービス)がトッピングされています。
スープは豚骨の旨味と脂の甘みが一体化した濃厚テイスト!
まずはスープから一口。
クリーミー! うまっ!
スープを口に含んだ瞬間、豚骨の太くてクリーミーな旨味と脂の甘みが一体となって押し寄せてきました。
カエシは甘みに対抗するようなやや強めな塩分で、ニンニクも粗いので辛いですが、クリーミーさが外側にあるのでちょうど良いバランスに落ち着いていますね。
麺は自家製の太ストレート。
あごが疲れるほどのゴチゴチとしたコシで、噛むと爆ぜるような強烈な小麦の風味が。
スープとのバランスも良い、“咀嚼が楽しい”麺です。
タレ染みな豚やクタッとしたやさいも美味い!
豚は煮豚タイプ。
カチッとしつつも硬くはない繊維質な肉質で、噛むとしっかり染みた甘じょっぱいタレがジュワッと。
ブロック状にカットされているので、食べ応えは相当です。
やさいはよく茹でのクタタイプ。
こちらは天地返しをしてスープを吸わせるより、元々吸ってる水分で口をリセットさせる箸休め的に食べた方が好みですね。
まとめ
クリーミーな豚骨の旨味と脂の甘みが一体となって押し寄せる、低重心で濃厚な一杯でした!
調理の際に出たクズをスープ釜に戻したり、スープを濾す綱をそのまま麺上げに使ったりと、衛生面や接客が気になったので☆7にしましたが、味だけなら☆8でしたね。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:こってり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:17分(遅め)
お冷:セルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日12時半で待ち時間なし
備品:ティッシュ、つまようじ、ハンガー、アルコール消毒液
卓上調味料:胡椒、七味、カエシ、カレー粉、豆板醤(?)
タイプ:二郎 / 二郎インスパイア系
エリア:板橋 / 東武沿線
推し麺度:☆7