こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、2025年3月に荻窪に誕生したラーメン店『背脂中華そばと餃子 福鳳』。
こちらは武蔵小金井『燕三条 豊潤亭』の姉妹店で、背脂を浮かべた煮干しスープが特徴的な新潟のご当地ラーメン“燕三条系”なラーメンが食べられるとのこと。
そんなお店が出来たとなったら行かないわけにはいかないということで、背脂煮干しな一杯を食べに行ってきました。
背脂煮干しな一杯を食べに『福鳳』へ

荻窪駅から徒歩約5分の『背脂中華そばと餃子 福鳳(ふくほう)』。
2025年3月19日オープン。
武蔵小金井『燕三条 豊潤亭』の姉妹店となる、背脂を浮かべた煮干しスープが特徴的な新潟のご当地ラーメン“燕三条系”なラーメンが人気のお店です。
ちなみに『燕三条 豊潤亭』関連店は、高円寺の2号店『背脂中華そばと餃子 福鳳』、阿佐ヶ谷の3号店『濃口背脂味噌らーめんと餃子 大福帳』、荻窪の4号店『背脂中華そばと餃子 福鳳』(今回のお店)。
『燕三条 豊潤亭』自体は、新潟に本店を構える【らーめん潤】の姉妹ブランドですね。

メニューはこんな感じ。
基本は「中華そば」「辛そば」「まぜそば」「辛いまぜそば」「豚キムチそば」の5本で、その他トッピングやご飯もの、「餃子」やドリンクといったラインナップです。
今回は、辛い燕三条系なんて絶対美味いだろうということで「辛そば」をポチり。
ラー油の辛い香りと共に「辛そば」が到着!

待つこと数分。ラー油の辛い香りと共に「辛そば」(950円)が到着。
背脂とラー油が浮かぶ赤いスープに太麺が泳ぎ、チャーシュー、肉味噌、青菜、メンマ、岩海苔、玉ねぎなどがトッピングされています。
スープは動物魚介に背脂とラー油が乗るパンチの効いた美味さ!

まずはスープから一口。
うおー! パンチィー!
スープを口に含んだ瞬間、まず広がったのはラー油由来の香ばしい唐辛子の香り。
土台の旨味は煮干しと動物ガラ系と醤油を感じるスタンダードな燕三条系ですが、ラー油による辛い油と背脂による甘い脂の2つのあぶらがレンゲを引っ張りますね。

麺は手揉みなニュアンスの平たい太ウェーブ。
カレンダーがそうだったので、「三河屋製麺」製ですかね。
モッチモッチとした食感とプルプルな啜り心地が楽しく、噛めば噛むほど(ラー油の辛味とも相まって)小麦の甘みが広がります。

肉味噌は、ほんのり八角系の甘みが感じられる味付け。
トロみのある餡状になっているので、麺としっかり絡みます。

チャーシューは吊るし焼きの肩あたりでしょうか。
提供直前に軽く(コゲがつかない程度)炙ることで香りと温度が増し、噛むと肉肉しい旨味とスモーキーな香りが滲み出す逸品です。
まとめ
動物魚介を土台に背脂とラー油が交互に殴りかかる、パンチ力のある一杯でした!
一言でまとめると“担々麺ナイズした燕三条系”だと思いますが、辛い油と甘い脂が合わさった時の起爆力は相当なものでしたね。
「豚キムチそば」と「餃子」も気になるので、また食べに行こうと思います。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
【東京ラーメンタル】のX (Twitter)もよろしくね!
●細かいチェックポイント●
味の重さ:こってり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:7分(標準)
お冷:セルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日11時半で待ち時間なし
備品:紙ナプキン、つまようじ、おしぼり、ハンガー、アルコール消毒液
卓上調味料:ラー油、酢、醤油、胡椒
タイプ:担々麺 / 汁なし担々麺
エリア:中野 / 高円寺 / 荻窪
推し麺度:☆8