“無冠”出身『shizuku』が早稲田に爆誕!食べ進めるにつれて進化する鶏塩が美味すぎる!

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こんにちは。東京ラーメンタルヒビ機です。

今回ご紹介するのは、2025年5月に早稲田に誕生したラーメン店『shizuku』。
こちらは『無冠 阿佐ヶ谷』などで修行した 綾乃 さんが店主を務めるお店で、現在は鶏と豚がメインの塩ラーメンが食べられるとのこと。

そんなお店が出来たとなったら行かないわけにはいかないということで、まずは塩を食べに行ってきました。

ヒビ機
『無冠 阿佐ヶ谷』で気持ちの良い接客されてたのを覚えてるな

鶏豚な塩を食べに『shizuku』へ

外観

都電早稲田駅から徒歩約3分、東西線早稲田駅から徒歩約9分の『shizuku (しずく)』。

2025年5月25日オープン。
無冠 阿佐ヶ谷』などで修行した 綾乃 さんが店主を務める、鶏と豚がメインの塩ラーメンが人気のお店です。

券売機

麺のメニューはこんな感じ。
基本は「塩らーめん」の1本で、その他トッピングやご飯もの、ドリンクといったラインナップです。

今回は、スタンダードな「塩らーめん」をポチり。

鶏のいい香りと共に「塩らーめん」が到着!

塩らーめん

待つこと数分。鶏のいい香りと共に「塩らーめん」(950円)が到着。

澄んだ黄金色のスープに細麺が綺麗に折り畳まれ、チャーシュー、大葉ペースト、メンマ、小松菜、ネギ、ピンクペッパー、穂紫蘇などがトッピングされています。

スープは動物系の旨味甘みが分厚いリッチな味わい!

スープ

まずはスープから一口。

すっごいぞこれ……!!!!

スープを口に含んだ瞬間、まずは鶏油の芳醇な甘みが広がりました。
第一印象は今言った「鶏がドカン!」な感じですが、後ろから顔を出すのは鶏と豚の分厚くリッチな旨味。

合わせる塩ダレはミネラルを感じるようなまろやかな塩味で、こちらも重層的な味わいですね。

ヒビ機
後述するけど、このスープはここから進化するぞ……!
麺

麺は「三河屋製麺」製の角あり細ストレート。

プツンと切れる心地の良いコシで、噛んだ時に感じる小麦の輪郭も鮮明。
啜り心地も良く、たまに運ばれてくるピンクペッパーの香りも良いアクセントになっています。

スモーキーなチャーシューや味変になるトッピングも美味い!

チャーシュー

チャーシューは低温調理→炭火で香りをつけた豚肩ロース。

口に入れた瞬間に弾けるスモーキーな香りが楽しく、肉の旨味もしっかり感じられる一品です。

大葉ペースト

手前にある大葉ペーストは、中盤からの味変トリガー。

大葉なので和風に変わるかと思いきや、クルミ(ナッツ)の香ばしさやアンチョビの旨味が作用するので、ジェノベーゼに近い味に。

これだけでも十分な変化ですが、柚子を効かせたメンマ、黒胡椒を効かせたネギの風味が徐々にスープに溶け出して、グラデーション的に味変されていくのも面白いですね。

ヒビ機
柚子の風味を柚子皮じゃないところから出すの、センスだなぁ

最後はハーブビネガーで鶏を引っ張り出すべし!

ハーブビネガー

最後は卓上のハーブビネガーで味変。

ベースはアップルビネガーかパインビネガーの爽やかな酸味で、少し入れると鶏のインパクトが再起動。
さっぱりさせるのが主な役割だと思いますが、思わぬメリット(?)も得られましたね。

まとめ

リッチな鶏豚がグラデーション的に進化する、センスの塊な一杯でした!

これが適切な表現なのかは分かりませんが、“料理の引き出しがめちゃくちゃ多いラーメン好きが作るラーメン”な一杯で、かなり好みでしたね。
他の味も気になるので、提供開始されたらまた食べに行こうと思います。

では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!

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●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:7分(標準)
お冷:2杯目からセルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日12時で待ち時間なし
備品:ティッシュ、ハンガー
卓上調味料:ハーブビネガー

タイプ:
エリア:池袋 / 高田馬場 / 早稲田
推し麺度:☆8.5

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