鯛を使ったラーメンで連日行列が出来ているラーメン店『麺魚』。
そんな『麺魚』のTwitterを見ていたら「4/24に新しいお店をやります!」というツイートが。
しかもそのお店は鴨100%のスープを使ったラーメンを提供すると書いてあるじゃないですか。
初めて『麺魚』に行ったときにあまりの美味しさに食べながら「うま……」と声が漏れたヒビ機。
こんな情報が入ったら行かないわけにはいきません!!!
鴨100%のスープを使ったラーメンが楽しめる『中華そば 満鶏軒』
JR錦糸町駅から徒歩5分くらいのところにある『中華そば 満鶏軒(マンチーケン)』。
こちらのお店は、同じく錦糸町に店を構える行列店『麺魚』のセカンドブランドで、鴨100%のスープを使ったラーメンが食べられます。
今日オープンだけあって、開店一時間以上前から長蛇の列ができていました。
△『麺魚』の旧店舗にオープンしたため、横の壁には名残が。
券売機はこんな感じ。
現時点であるのは塩の鴨中華そばとつけそば、それと鴨雑炊丼ですね。
店内はカウンター席が8席のみで和風な雰囲気。
つまようじ、ヘアゴム、紙エプロン、ティッシュ完備です。
△マンチーマーチ。でかい声で歌ったら多分怒られる。
鴨とフォアグラの上品で芳醇な香りが広がる「特製鴨中華そば(塩)」
今回いただいたのは「特製鴨中華そば(塩)」(1,100円)
透明感のあるスープの上に、二種類の鴨チャーシュー、海苔、玉子、青菜、柚子などがトッピングされています。
パッと見て思いましたが、ビジュアルは『麺魚』によく似ています。
そんなことより、丼が目の前に置かれた瞬間からする鴨の香りに昇天しそうです。
鴨と水だけでとられた黄金スープは、一口目で食べ手を惹き込む
スープは、鴨と水だけでとった透明度の高い黄金スープ。
一口飲むと、ふくよかな鴨の旨味にキリッとシャープな塩ダレ、そして仕上げにかけられるフォアグラ油の豪華で芳醇な香りがブワッと広がります。
かなり香りが強い食材を使っているのに嫌味なく上品に仕上がっているのは流石だと思いました。
途中でチャーシューの上に乗っている柚子を溶かすと、爽やかでさっぱりとした飲み口に。
麺は中細ストレート麺。
少し柔らかめな茹で加減で、スープに寄り添うような馴染みの良さがあります。
燻製された鴨チャーは噛む度に「うめぇ……」が漏れる逸品
鴨チャーシューは引き締まった肉質で噛み応えが良いもの。
燻製の香りと肉の旨味が強く、噛む度に「うめぇ……」が自然と漏れるほどの逸品です。
こちらも恐らく鴨チャーシュー。
基本的な味はもう一つの鴨チャーシューと似ていますが、こちらは柔らかい肉質でジューシーです。
味玉は完熟手前の茹で加減。
『麺魚』の時はダシを注射していた気がしますが、こちらはトリックのないシンプルな味付け。
フォアグラが一気に雰囲気を変える〆ごはん「鴨雑炊丼」
〆のごはんとして「鴨雑炊丼(小)」(200円)もしっかり注文。
ご飯の上にねぎ、柚子、フォアグラ、鴨チャーシューが乗っています。
丼ぶりにドボンと入れて一口。
先ほどまでは鴨が若干強めに出ていたスープが一気にフォアグラ主体に。
入れる前に比べて数段ゴージャスな雰囲気になっているのに、〆に食べたくなるようなあっさりさが残っているのは流石だと思います。
まとめ
鴨とフォアグラが牽引する豪華で品のある塩ラーメンでした!
あんまり「一番」って言葉は使いたくないんですが、今まで食べた塩ラーメンで一番美味しかったかもしれません。
これからメディアに取り上げられる前に行っておくことを強くオススメします!!!
【東京ラーメンタル】のYouTubeやTwitterもよろしくね!
●細かいチェックポイント●
味の重さ:ややあっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:6分(標準)
お冷:セルフ。冷たい。
店内温度:適温
混雑具合:オープン初日の開店1時間前で並び20名。着席まで100分。
タイプ:塩
エリア:両国 / 錦糸町 / 小岩
推し麺度:☆10