こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、一杯の中に3種類の太さの麺が使われているというラーメン。
2種類の太さの麺が分かれて盛られているつけ麺は見たことありますが、3種類の麺を一杯で楽しめるというものは見たことがありません。
3種類の麺をミックスするのはどんな意図があるのか。そしてどんな味なのか。
気になったのでさっそく食べに行ってきました。
一杯の中に3種類の麺が入るラーメン店『ラーメン ヤスオ』へ
南新宿駅から徒歩1分、新宿駅と代々木駅からは徒歩5分くらいのところにある『ラーメン ヤスオ』。
2012年8月オープン。
元は屋台発祥で上野毛にあった『スズキヤスオ』が、今の名前になって南新宿の路地裏に移転。
魚介と鶏ガラの濃厚スープに自家製の3種類の麺を使ったラーメンが人気のお店です。
手作り感満載の外観ですが、看板と内装は店主自ら手がけたそう。
メニューはこんな感じ。
基本の味は一本で、「MAX」や「ヤスじろう」はトッピングが変わってきます。
今回はオーソドックスな「ラうどん」をポチり。
麺の量は200gか300gか選べたので200gでお願いしました(300gは食べきれるか訊かれるそうです)。
ルールやコールの一覧がこちら。
塩かげんやアブラは食券を渡す際に、ニンニクとショウガは提供直前に訊かれます。
今回はニンニクショウガでお願いしました。
見るからにこってりで濃厚な「ラうどん」が到着!
待つこと数分。「ラうどん」(800円)が到着。
見るからに濃厚そうなスープですが、豚骨は不使用だそう。
気になる麺はスープから飛び出すほどたっぷり入り、チャーシュー、ほうれん草、ニンニク、ショウガ、海苔、魚粉、七味などがトッピングされています。
雑誌で見るようなシズル感のあるショットも載せておきます。
美味しそうが過ぎる。
スープは豚骨不使用と思えないほど濃厚な旨味が詰まっている!
麺が気になるところですが、まずはスープから一口。
おぉ! パンチが効いてて美味ぇ!
ベースは魚介と鶏ガラで豚骨不使用らしいですが、そうは思えないほど動物系の旨味が凝縮されています(ラードと背脂が入るので油は豚のこってりさですね)。
なんの情報もなければ濃厚豚骨だと錯覚しますが、よく味わうと鶏の旨味です。
また、魚粉がたっぷり乗っているため、鰹っぽいパンチも効いていてかなり好みでした。
ニンニクやショウガ、七味の辛味も良いアクセントになっています。
麺は小麦の味が濃く、いろんな食感が楽しめてめちゃくちゃ美味い!
スープの次は気になっていた麺を……。
なんっっっだこれ‼︎ 美味すぎるっっ‼︎‼︎
写真では少し伝わりにくいですが、中太麺、太麺、極太麺がミックスされていて、つるんと啜れるものからうどん並みにゴチゴチとした食感のものまで、食感がとにかく楽しいです。
使っている小麦がオーション(二郎で使われる強力粉)ということもあって、小麦の味もかなり濃いです。
いやぁ、これは美味い。
チャーシューはタレがしっかり染みたタイプ。
肉肉しい食感で、噛めば噛むほど肉とタレの旨味が感じられる逸品です。
ほうれん草はおひたしになっているので箸休めに最適。
まとめ
3種類の麺の食感が楽しく、魚介と動物の旨味がガツンとくるラーメンでした!
正直、ここ最近食べた麺の中で一番好みの麺でした。
「店主が客の顎を見て麺の配合を変える」なんて噂もありますが、極太麺が特に美味しかったので次回までにワニ並みに鍛えておきますかね。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:こってり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:12分(遅め)
お冷:セルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:土曜の12時半過ぎで待ち時間なし
備品:つまようじ、うちわ
卓上調味料:酢、胡椒、一味
タイプ:MIX系
エリア:新宿 / 代々木 / 大久保
推し麺度:☆9