こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
ラーメンの中には熱狂的なファンを多く持つジャンルがあります。
特に有名なのは二郎、中本、家系あたりでしょうか。
さて、今回ご紹介するのは、そんな有名どころの影でマニアから絶大な支持を受けているジャンル“ニボニボ系”のラーメン店。中でも特に濃度が高くて攻撃的な味と評判のお店に行ってきました。
煮干しマニアを虜にするラーメン店『中華そば いづる』へ
浜松町駅から徒歩5分、大門駅から徒歩2分くらいのところにある『中華そば いづる』。
券売機の横に積まれた段ボールを見れば一目瞭然かと思いますが、煮干しを使ったラーメンが人気。「食べログ ラーメン 百名店 TOKYO 2018」にも選出されたお店です。
店内はこんな感じ。
まだ食べる前なのに煮干しでウォーミングアップしたかと錯覚するほどの煮干し臭です。
ドロドロでセメント色!これがマニアを虜にする「濃密な煮干しそば」だ!
待つこと数分。強烈な煮干しの香りと共に「濃密な煮干しそば」(880円)が到着。
見てくださいこのスープの色。煮干しです。煮干し過ぎるセメント色です。
名前も“濃密な”って付いてますからね。フチについたスープが垂れないのがその証拠。
バチンと衝撃走る濃厚な煮干しの味わいのスープ!これは強烈だ……!
もはやペーストと言っても過言ではないほどドロドロなスープを一口。
うっわ! これは強烈過ぎるぞ!!
もちろん良い意味での「強烈過ぎるぞ」なんですが、他のニボニボ系のお店と比べて群を抜いて粘度、塩味、苦味が強く、“THE 煮干し”な味がバチン! と来ました。
麺は細ストレート。
パツパツとしたアルデンテな茹で加減は、この手のラーメンの王道ですね。
スープがこれでもかというほどまとわりついてくるので、細切りのシソと一緒に食べた時に感じるアクセントが良かったです。
チャーシューは低温調理のピンク色のタイプ。
これもニボニボ系ではよく見かけますね。セメント色との対比が綺麗です。
しっとりした食感で、肉の旨味とほのかなレア味が感じられました。
鶏チャーシューもおそらく低温調理タイプ。
こちらもしっとり。間違いないですね。
煮干しの旨味をじっくり味わいたいなら〆の「和え玉」はマスト
麺を食べ終えたあたりで「和え玉」(200円)も注文。
細麺と中太麺から選べたので、細麺にしました。
エッジが効いているわけではありませんが、こちらも塩気が結構効いています(濃密を食べた後だからそう思うだけかもしれませんが)。
つけ麺風にしても美味しいと思いますが、煮干しの旨味をじっくり味わえるのでそのまま食べる方が好きでした。
まとめ
群を抜いた破壊力を誇る上級者向けのニボニボラーメンでした!
かなり濃厚で好みが分かれるマニアックな一杯ということで、あえて推し麺度は1にしましたが、個人的にはこういう系大好きです。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:こってり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:2分(早め)
お冷:セルフ、つめたい
店内温度:適温
混雑具合:平日11時半で待ち40分弱
備品:紙ナプキン、ハンガー、つまようじ
卓上調味料:昆布酢、胡椒、一味
タイプ:ニボニボ系
エリア:品川 / 大崎 / 浜松町 / 田町
推し麺度:☆1