こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
いやぁ。夏ですね。
「7月中旬なのに涼しいじゃん! ラッキー!」なんて言っていたら急に本気出してきましたよね。やめて欲しいものです。
ただ、暑くなったらなったで破茶滅茶に冷えた“フローズン”系のラーメンが食べたくなりますよね。
……と、ここで察した方は『麺屋武蔵』ファンか東京ラーメンタルをよく見てくださっている神様かのどちらかでしょう。
そう、去年『麺屋武蔵』が夏季限定で行なっていたフローズンスープが冷やし中華になって帰ってきてしまったのです。
“フローズン冷やし中華”を食べに『麺屋武蔵』へ
蒲田駅から徒歩4分くらいのところにある『麺屋武蔵 蒲田店』。
『麺屋武蔵』の支店と言えば“巌虎”や“五輪洞”などが付きますが、こちらはシングルブランド(本店の味)としてオープンした1号店。
ですが、蒲田店は蒲田店でカツを使ったオリジナルのメニューがあります。
と、軽く説明してみたものの、ここまでの説明は読んでも読まなくても大丈夫です。
なぜなら、今回は明らかにヤバそうなこの「フローズン冷やし中華」を食べるので。
フローズンというのは聞いていましたが、まさか“冷え冷え2種類の柑橘類のフローズン”だとは。
柑橘類のフローズンというパワーワードにビビって帰りそうになりましたが(※)、もう引き返すわけにはいきません。
意を決して店内で到着を待つことにします。
※『麺屋武蔵』の社長から限定の案内を貰うことが多いですが、ヤバい系の限定の時は大体内容を伏せられます(タピオカつけ麺の時とかもそうでした)。
キッチンに潜入。やはり柑橘類のフローズンはかけるらしい。
とてもラーメン店の調理風景には見えませんが、ヒビ機がキッチンにお邪魔すると今にもフローズンがかかりそうな冷やし中華の姿が。
ちなみにフローズンは、オレンジ・レモン・(日によって伊予柑や甘夏)を使っているとのこと。
内心「思いとどまってくれないかな」と思いましたが、フローズンマシンを目の前にニッコニコの店員さんを見たら「やめてくれ」なんて言えません。
ドボドボドボドボドボドボ~~~~~~~~!!!!!!!!
これでもかとかけたら「フローズン冷やし中華」の完成!
フローズンをこれでもかとかけてオレンジピールを散らしたら「フローズン冷やし中華」(1,080円)の完成。
中央には三杯酢で和えたゴーヤやきゅうりなどの薬味が盛られ、その周りには鴨肉のオレンジ煮やオレンジ、ライチなどがトッピングされています。
フローズンスープだけだったら「オレンジっぽい味なんだろうな」と予想できますが、醤油ベースのスープもフローズンの下にあるので味の予想ができません。
甘酒にハイビスカスソースをかけた「飲む美容液」もデザートとしてついてきます。
ちなみにこの甘酒は北西酒造と日本薬科大学が共同開発した「甘こうじ」というものだそう。
スープは柑橘系の味だけど、不思議なことに冷やし中華だぞ……!
まずはスープから恐る恐る一口。
悔しいけど冷やし中華だこれ。
スープを口に含んだ瞬間に感じるのはオレンジやレモンのフルーティーな甘みや酸味ですが、それとほぼ同時に醤油スープの旨味と塩味(醤油スープは鶏や昆布のダシだそう)を感じるので、総合的には冷やし中華っぽい味になっています。
フローズンが冷たくて清涼感があるのは言わずもがなですが、柑橘類の皮由来と思われる苦味がいいアクセントになっているんですよね。
麺は包丁切りの角のある太ストレート。
フローズンによっても締められるため、コシがかなり強くもちもちとした食感です。
麺を啜っている時に気づきましたが、醤油スープを含んだ大根おろしもいいアクセントになっていますね。
トッピングは冷やし中華に清涼感をもたらすものばかり!
鴨肉のオレンジ煮は真空低温調理されているため、しっとり柔らかくてジューシー。
鴨特有のレバーっぽい味も感じつつ、ほんのり肉からオレンジの風味が感じられました。
ゴーヤやキュウリは苦味と三杯酢の酸味が清涼感のあるアクセントに。
オレンジやライチも不思議なことに麺やスープと調和していました。
まとめ
柑橘類のフローズンがちゃんと冷やし中華の一部になった、清涼感あふれる一杯でした!
「フローズン冷やし中華」は2019年8月18日までの期間、1日20食限定で販売しているとのこと。
美味しさは保証するので、騙されたと思って一度食べてみてください。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
『麺屋武蔵』のヤバい限定はYouTubeでも観れます!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:ひえひえ
タイプ:冷やし中華 / 冷やしラーメン
エリア:大井 / 蒲田
推し麺度:☆8