ラーメンを年間500杯食べる男が選ぶ2019年の【塩】ベスト10

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【3位】御茶ノ水『初代葱寅』の「特製しお蕎麦」

特製しお蕎麦

特製しお蕎麦」(1,100円) ※メニュー名と価格は取材時のもの。

JR御茶ノ水駅から徒歩6分くらいのところにある『初代葱寅 御茶ノ水店』。
山形県の「ねぎびとカンパニー」という野菜の生産・販売を行なっている会社が運営する、“寅ちゃんねぎ”をメインに据えたラーメンが人気のお店です。

透き通ったスープは見た目とは裏腹に、最初は牛の甘みがぶわっと広がり、後から鯛や牡蠣が顔を出す重厚な味わい。
店名にも入っている葱はシャキシャキとした食感が心地よく、噛んだ瞬間に広がる甘みがいいアクセントに。

スープ自体の美味しさももちろんありますが、葱の見方が変わるかもしれない“寅ちゃんねぎ”の仕事に目を見張る一杯です。

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葱師の本気!牛と鯛の重厚な旨味にネギが魔法をかけたラーメン御茶ノ水『初代葱寅』

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【2位】東尾久三丁目『にじゅうぶんのいち』の「特製塩そば」

特製塩そば

特製塩そば」(1,320円)

東尾久三丁目駅から徒歩3分くらいのところにある『RAMEN にじゅうぶんのいち』。
「ミシュランガイド東京」のビブグルマンに2018年から3年連続で掲載されている実力店で、地鶏スープを使ったラーメンが人気です。

そんな地鶏メインのスープは、鶏の旨味とまろやかな塩味がほわっと広がる温かい味わい。
スープと同じベクトルで小麦がほわっと広がる細麺との相性もよく、甘みの強いレアチャーシューや旨味が詰まった鴨チャーシューも間違いない美味しさ。

食べ手が包み込まれるような、包容力のある味わい深い一杯です。

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包み込まれる温かさ!地鶏の旨味がほわっと広がるラーメン東尾久三丁目『にじゅうぶんのいち』

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【1位】雑色『琥珀』の「特製 中華蕎麦<塩>」

特製 中華蕎麦<塩>

特製 中華蕎麦<塩>」(1,150円)

雑色駅から徒歩5分くらいのところにある『宍道湖しじみ中華蕎麦 琥珀(しんじこしじみちゅうかそば こはく)』。
東十条の名店『麺処ほん田』や系列店を運営する会社の取締を経験した店主が営む、島根・宍道湖産のしじみを使ったラーメンが人気のお店です。

黄金スープにはしじみの優しい旨味が凝縮されていて、一口飲めば全身の筋肉が弛緩するほどホッとする味わい。
しなやかな麺の啜り心地もよく、しっとりとしたチャーシューやニラのアクセントが効いたワンタンも一口一口を噛み締めて味わいたい美味しさ。

仕込みがもろに丼ぶりに反映される塩ラーメンという舞台で持ち味を活かしきった、2019年の1位に相応しい洗練された一杯です。

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雑色『宍道湖しじみ中華蕎麦 琥珀』のラーメンは全身の力が抜けるほどホッとする

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まとめ

今回は、2019年に食べた中で特に美味しかった【塩】ラーメンをご紹介しました。

1位の『琥珀』内で言った事と少し被りますが、素材の持ち味を活かす店主の技量が高いラーメンがランキングを占める結果となりました。

あっさり・繊細が故にわずかな点で大きく差が出る【塩】ラーメン。
わずかな点に気付く舌になる訓練も兼ねて、2020年も引き続き食べまくろうと思います。

ヒビ機
次のランキングは醤油だよ。楽しみにしててね

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↓第七弾の【醤油】編はこちら↓

ラーメンを年間500杯食べる男が選ぶ2019年の【醤油】ベスト10

↓第五弾の【味噌】編はこちら↓

ラーメンを年間500杯食べる男が選ぶ2019年の【味噌】ベスト10

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