貝の旨味がじわ〜っと。蔵前『らーめん改』のラーメンは一口一口が“沁みる”。

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こんにちは。東京ラーメンタルヒビ機です。

今回ご紹介するのは、アサリやホタテなどの貝ダシをメインにした“シェルラー”を提供するラーメン店。
2017〜2018年に起こったシェルラーブームが落ち着きつつある現在もなお人気を博す一杯を食べに行ってきました。

ヒビ機
ブームに左右されずに人気ってことは期待できるな

アサリやホタテを使ったシェルラーを食べに『らーめん改』へ

外観

蔵前駅から徒歩3分くらいのところにある『らーめん改(かい)』。

2016年2月オープン。
アサリやホタテなどの貝をメインにした“シェルラー”が人気で、2018年から2年連続(2019年現在)で「食べログ百名店」にも選出されている実力のあるラーメン店です。

7月には浅草に2号店となる『中華ソバ ビリケン』をオープンするなど、勢いのあるお店でもあります。

券売機

メニューはこんな感じ。
メインとなるのは「貝塩らーめん」と「煮干つけ麺」。他は和えそばやトッピング、ごはんものといったラインナップですね。

今回は看板メニューの「貝塩らーめん」と、せっかくなら煮干しも食べようと言うことで「煮干油和えそば」をポチり。

貝ダシがふわっと香る「貝塩らーめん」が到着!

貝塩らーめん

待つこと数分。貝ダシがふわっと香る「貝塩らーめん」(850円)が到着。

少し白濁したスープに自家製の手揉み麺が泳ぎ、チャーシュー、たけのこ、わかめ、三つ葉がトッピングされています。

スープは貝と乾物の旨味がじわ〜っと広がる染みる味わい!

スープ

まずはスープから一口。

おぉ……染みるぅ……‼︎

スープが舌に触れると、アサリやホタテを軸とした貝の旨味と乾物系の旨味がじわ〜っと染みていきました。
三つ葉の茎の独特な風味も貝ダシによく合っています。

以前食べた時はもっとアサリのインパクトがズドンとくるようなスープだった気がしますが、最近のシェルラーの傾向に合わせてか、今回は全体のまとまりを重視したスープに思えました(たまたまかもしれませんが)。

ヒビ機
どっちにしろ美味いけどな

ぷるぷるモチモチの自家製麺もスープによく合っていて美味い!

麺

麺は自家製の手揉み太ちぢれ。
加水率高めなのか、外はぷるぷる中はモチモチとした心地いい食感。

ふわっと広がる小麦の香りも良く、スープとの絡みやバランスも絶妙です。

チャーシュー

チャーシューは肉の旨味をタレの塩分がプッシュする旨味の強いタイプ。
歯がクチッと入る柔らかい肉質なのもいいですね。

たけのこ

たけのこはシャクシャクとした食感が心地よく、素材の甘みがしっかり出た逸品。

ヒビ機
メンマじゃなくてたけのこなところにセンスを感じるね

お腹に余裕があったら「和えそば」も食すべし!

煮干油和えそば

ラーメンの後は「煮干油和えそば」(250円)で〆。

麺は芯のあるポキポキ食感で、ズズッと啜ると煮干しと醤油の香りがズドンと来ました。
いわゆる替え玉や和え玉のようなスープに入れて楽しむものではなく、これはこのまま楽しむのが正解ですね。

ヒビ機
メインを煮干しにしたら貝の和えそばにすると良さそうだな

まとめ

アサリやホタテ、ホンビノスの旨味がじわ〜っと染みる塩ラーメンでした!

ダシとしては濃厚ではあるものの、乱暴さのない繊細な一杯だと感じました。
次は真逆と思われる「煮干つけ麺」を食べに来ようと思います。

では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!

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●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:2分(早め)
お冷:セルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日12時半で待ち時間15分ほど
備品:ティッシュ、つまようじ、紙エプロン、ハンガー
卓上調味料:酢、一味、胡椒

タイプ:
エリア:上野 / 浅草 / 日暮里
推し麺度:☆8

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