こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、ここ最近コンスタントに訪問している【麺創研】グループの系列店となる“サンマ煮干し”が主役の濃厚MIX系ラーメンが人気のお店。
『麺創研 紅』と『麺創研 紅 BLACK』の評価が(個人的に)高かったのと、両店で大々的に宣伝していたこともあり、急遽(?)食べに行ってきました。
サンマ煮干しが主役のラーメンを食べに『にはらい』へ
府中本町駅から徒歩2分、府中駅から徒歩10分くらいのところにある『荒節中華 にはらい(あらぶしちゅうか にはらい)』。
2019年5月オープン。
ピリ辛濃厚味噌ラーメンの人気店『麺創研 紅』を有する【麺創研】グループの系列にあたる、無化調サンマ煮干し×自社製太平打ち麺なラーメンが人気のお店です。
また、ラーメン業界で権威のある「TRYラーメン大賞」の2020年版では新人賞MIX部門で4位に選ばれるなど、今注目されている実力店でもあります。
メニューはこんな感じ。
基本は「醤油SOBA」「つけSOBA」「辛つけSOBA」の3本で、その他トッピングと言ったラインナップです。
今回は、「味玉SOBA」と謎の「ニハライのひみつ」をポチり。
「ニハライのひみつ」は後述します(実際にお店で確認したい方は写真2枚分飛ばしてください)。
店内には“にはらい”の由来となる【八】の成り立ちが。
下に書かれた「でもなぜハチ?それは…」と言うのが先ほどポチった「ニハライのひみつ」になります。
そしてこちらが「ニハライのひみつ」。
“#8番の切刃で麺を作る”から【八】。そこから転じて『にはらい』と言うことみたいですね。
ちなみに、切刃の番号は“30mmの幅の麺帯(麺になる前の小麦の帯)から何本の麺が取れるか”で決まります(3.75×8をすると30になると思います)。
魚介節のいい香りと共に「味玉SOBA」が到着!
待つこと数分。サンマ節をはじめとする魚介節のいい香りと共に「味玉SOBA」(780円)が到着。
到着してすぐに油膜が張るほど濃厚なスープに自社製麺が泳ぎ、2種類のチャーシュー、味玉、メンマ、なると、水菜、玉ねぎなどがトッピングされています。
スープはサラッとしつつも魚介が押し寄せる濃厚テイスト!
まずはスープから一口。
スープを口に含んだ瞬間、サンマ煮干しやサンマ節らしい(と言っても想像しにくいと思いますが、一般的な煮干しやカツオ節よりエグ味がないイメージ)旨味と香りがパンッと広がりました。
ほのかにビターな醤油の味わいや土台を支える鶏の旨味もバランスよく感じる、サラッとしつつも濃厚なスープです。
麺は全粒粉入りの自社製太平打ちストレート。
噛もうとする歯が弾むようなモチンモチンな食感で、噛んだ時の小麦の風味がかなり強いのが特徴です。
どことなくうどん的と言うか、食べ終わった後も小麦の風味が残り続けるような存在感の強い麺ですね。
しっとりジューシーなチャーシューや味玉も美味い!
2種類のチャーシューは豚と鶏で、豚は低温調理のレアタイプ。
スライスタイプなのですぐに熱が入ってしまうのが少しネックですが、(熱が入ったとしても)肉の旨味がふわっと広がる逸品です。
こちらは鶏チャーシュー。
水分量の多いしっとりジューシーな肉質で、こちらも肉の旨味が強い逸品です。
味玉は黄身の中心がゼリー状の半熟タイプ。
黄身の甘みが強く、ほろ苦いスープとのハーモニーが絶妙な間違いない美味しさです。
まとめ
サンマ煮干しとサンマ節が押し寄せる、サラッとしつつも濃厚なMIX系ラーメンでした!
ドロドロなくらい濃厚なMIX系が好きな人には少し物足りないかもしれませんが、「MIX系は好きだけど濃すぎるのは苦手」という人はきっとハマる味ですね。
個人的にここは麺が好みだったので、次来た時は「つけSOBA」を食べてみようと思います。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:こってり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:12分(遅め)
お冷:セルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日12時で待ち時間なし
備品:紙ナプキン、つまようじ、ハンガー
卓上調味料:ミックスペッパー
タイプ:MIX系
エリア:調布 / 府中 / 狛江
推し麺度:☆7
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