鶏魚介の旨味が沁みる。“白醤油”が主役の和風ラーメン多磨霊園『中華そば 心』

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こんにちは。東京ラーメンタルヒビ機です。

今回ご紹介するのは、“白醤油”を使ったラーメンが食べられる、2019年12月1日にオープンしたばかりのお店。

“白醤油”といえばミシュラン掲載店の『八雲』や『メンドコロKinari』など、和ラーメンの名店が使うイメージのある繊細な食材。
そんな“白醤油”をこちらのお店はどう効かせてくるのか気になったので、早速食べに行ってきました。

ヒビ機
白醤油のスープは色も綺麗だし楽しみだな

白醤油を使ったラーメンを食べに『中華そば 心』へ

外観

多磨霊園駅から徒歩1分くらいのところにある『中華そば 心』。

2019年12月1日オープン。
同じく多磨霊園にある『三松』という割烹のセカンドブランドに当たる、鶏や魚介からとったスープに“白醤油”を合わせたラーメンが人気のお店です。

ちなみにネットの情報ではありますが、店主は東池袋『大勝軒』の出身なんだとか。

券売機

メニューはこんな感じ。
基本は「中華」と「白中華」の2種類で、その他ご飯ものやドリンクと言ったラインナップです。

券売機の配置的には普通の(色の)醤油を使った「中華」が看板なのかなと思いつつも、今回はお目当てだった「特製白中華」をポチり。

鶏と魚介のいい香りと共に「特製白中華」が到着!

特製白中華

待つこと数分。鶏と魚介のいい香りと共に「特製白中華」(950円)が到着。

澄み切った黄金スープに中細麺が泳ぎ、チャーシュー、味玉、メンマ、小松菜、ネギがトッピングされています。

白醤油は和食の世界では「醤油の味はさせたいけど色は付けたくない」時に使うと聞いたことがありますが、このスープにおいてはビジュアルの時点で白醤油のメリットが見られますね。

スープは鶏・魚介・乾物の旨味がじんわり沁みる繊細な味わい。

スープ

まずはスープから一口。

おぉ……沁みるぅ……!

スープを口に含んだ瞬間、まず感じたのは魚介と乾物系の乾いた旨味。
鶏のふくよか旨味や甘みも感じられますが、それらはあくまでも魚介や乾物系のアシストに徹している感じですかね。

白醤油の塩味も繊細で、じんわりじんわりと沁みる“和”な味わいです。

ヒビ機
さすが割烹のセカンドなだけあってダシの引き方が上手いな
麺

麺は三河屋製麺製の角のある中細ストレート。
芯はないもののコシがあり、噛むと小麦の風味がふわっと広がりました。

啜った時はスープ、噛んだ時は麺が主役になるという、スープと麺のバランスの良さもポイントですね。

ホロトロなチャーシューや黄身トロな味玉も美味い!

チャーシュー

チャーシューはおそらく煮豚タイプ。
繊維に沿ってホロッと崩れる柔らかい肉質で、シンプルな味付けのため肉本来の旨味が感じられる逸品です。

ヒビ機
トロッと溶ける脂身も美味いね
味玉

味玉は黄身の中心がトロッとした半熟タイプ。
こちらもチャーシュー同様シンプルな味付けで、こっくりマイルドな濃い黄身が楽しめる間違いない美味しさでした。

まとめ

鶏・魚介・乾物の旨味がじんわり沁みる繊細な白醤油ラーメンでした!

実は一度“自分の番の直前でガスが止まってフラれる”という切ない思いをしたお店でしたが、めげずに来て良かったと思える美味しさでした。
次は醤油がもっと前面に出てくるであろう「中華」を食べに来ようと思います。

では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!

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●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:6分(標準)
お冷:セルフ。冷たい麦茶
店内温度:適温
混雑具合:日曜12時前で待ち時間なし
備品:ティッシュ、つまようじ、おしぼり、荷物置き
卓上調味料:醤油、胡椒、七味

タイプ:醤油
エリア:調布 / 府中 / 狛江
推し麺度:☆8

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