こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、札幌味噌ラーメンの雄『すみれ』出身の店主が営む2020年2月にオープンしたばかり(もう“ばかり”ではないかも)のお店。
本当はもっと早く行く予定だったものの、皆さんご存知の通り世の中はいい感じではなかった。
→しかし良くなってきた。
→ならそろそろ行こうじゃないか。
ということで、“純すみ系”とも言える札幌味噌ラーメンを食べに行ってきました。
“すみれ”出身の札幌味噌ラーメンが人気の『あさひ町内会』
板橋区役所前駅から徒歩4分くらい(板橋駅からも15分くらいかかるが歩けない事はない)のところにある『あさひ町内会』。
2020年2月16日オープン。
冒頭でも言いましたが、札幌味噌ラーメンの代名詞とも言える有名&人気店『すみれ』で十数年修行した店主が営むラーメン店です。
それにしても『あさひ町内会』という店名はエッジが効いていますよね。
札幌市内にある旭町と関係があるのか、町内会という単語のアットホーム感から付けたのか……。
メニューはこんな感じ。
基本は「味噌らーめん」「醤油らーめん」「塩らーめん」などの6本で、その他はごはんものやトッピング、ドリンクといったラインナップ。期間限定かもしれませんが2020年5月時点ではテイクアウトメニューも。
今回は左上の法則(オススメは左上にありがち)に従って「味噌らーめん」と、トッピングの「煮卵」をポチり。
味噌の芳ばしい香りを纏った「味噌らーめん」が到着!
待つこと数分、味噌とラードの芳ばしい香りと共に「味噌らーめん」(850円)の「煮卵」(150円)トッピングが到着。
ラードが浮かぶ明るい茶系のスープに縮れた玉子麺が泳ぎ、チャーシュー、メンマ、煮卵、もやし、ネギ、おろし生姜などがトッピングされています。
ビジュアル面は本家『すみれ』というより、同じく純すみ系の江戸川橋『三ん寅』に近いですね。見れば分かる美味いやつです。
スープは味噌と動物系の旨味に香ばしさが乗る純すみ系らしい濃厚さ!
まずはスープから一口。
美味い! これよこれこれ!
口に入れた瞬間の初速は炒めた野菜がまとったラードの香ばしさと味噌の香り。
それらがバシッと広がると次は動物系のどっしりとした旨味、甘さ控えめで旨味の強い味噌、野菜の甘味がグワッと攻めてくる感じでしょうか。
純すみ系らしい王道構成なので、サラッとした舌触りでもしっかり濃厚です。
あと、火傷するくらいアツアツなのも“らしさ”がありますね。
麺は札幌味噌の中では絶対的な信頼を誇る「森住製麺」製の中太縮れ。
啜るとプルンプルンと跳ねるような弾力のある麺肌で、食感はムッチムチ。
噛んだ時に広がる小麦の香りは優しくも広範囲といった感じで、濃厚なスープとの絡みやバランスは言わずもがな最高です。
ホロッとトロけるチャーシューや黄身が濃厚な煮卵も美味い!
スープと麺だけでも十分ですが、チャーシューもすごいんです。
まず掴んでも一部分しか持ち上がっていない通り、箸で持とうとするとホロホロと崩れてしまうほどの柔らかさ。
そして脂は乗りつつもイヤミなクドさは全くなく、肉の旨味と甘み(特に甘みが主体)が強く感じられるという逸品です。
煮卵は黄身の中心が照り輝く半熟タイプ。
茶色みの強い白身からして濃い味そうですが、スープとの親和性が高いからかそんな事はなく、ねっとり濃厚な黄身の味を引き立てつつもタレの甘じょっぱさも感じられるバランスの良い煮卵でした。
まとめ
“純すみ系”らしい、どっしり構えた旨味と香ばしさで食わせる濃厚な味噌ラーメンでした!
久しぶりに外で味噌ラーメンを食べたというバイアスも多少あるかと思いますが、シンプルに「味噌ラーメンが食べたい」な時には自信を持ってオススメできる一杯ですね。
本家『すみれ』は塩も美味いなんてウワサもあるので、次来た時は「塩らーめん」を食べてみようと思います。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:こってり
温度:あつあつ
提供時間:3分(早め)
お冷:2杯目からセルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:日曜12時で待ち時間なし
備品:ティッシュ、つまようじ、紙エプロン、ヘアゴム、荷物置き
卓上調味料:胡椒、一味
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