こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、2020年12月に恵比寿にオープンした、親鶏を使ったスープと青竹による手打ちの麺が特徴のラーメン店。
親鶏(老鶏)を使ったラーメンと言えば、都内では三鷹『くじら食堂bazar』が思い浮かびますが、同じ系統とならば間違いなく期待値はカンスト。
では期待値がカンストしたとなったら行かないわけにはいかないだろうと言う事で(?)早速、親鶏スープ&青竹手揉み麺な一杯を食べに行ってきました。
親鶏スープと青竹手打ち麺を求めて『綾川』へ
恵比寿駅から徒歩3分くらいのところにある『手打 親鶏中華そば 綾川(あやがわ)』。
2020年12月23日オープン。
ラーメンの特徴は先ほど書いたので省略しますが、“讃岐うどんの発祥であり、親鶏の名産地でもある香川県・綾川で生まれ育ったチームが東京のラーメン職人と出会い生まれた、唯一無二の中華そば”がコンセプトとのこと。
オープン当初は開店前から何十人も並んでいたみたいですが、2ヶ月ほど経った現在は落ち着いてきています(写真は日曜日の12時過ぎ)。
メニューはこんな感じ。
基本は「親鶏中華そば」の1本で、その他ご飯ものやトッピング、ドリンクと言ったラインナップです。
今回は「親鶏中華そば」を軸に「自家製煮卵」と「親かわ」のトッピングをポチり。
中太・極太から選べる麺は、おすすめの極太でお願いしました。
鶏と醤油の芳醇な香り広がる「親鶏中華そば」が到着!
待つこと数分。鶏と醤油の芳醇な香りと共に「親鶏中華そば」(820円)の「自家製煮卵」(100円)トッピングが到着。
厚めな鶏油の層が目を惹く琥珀色のスープに極太の手打ち手揉み麺が泳ぎ、2種類のチャーシュー、味玉、親かわ、メンマ、カイワレ、ネギなどがトッピングされています。
「親かわ」(50円)は別皿提供でしたが、そのまま丼に入れてよさそうです(デフォルトで入っているものと多分同じ)。
スープは鶏と醤油の旨みが押し寄せる迫力のある味わい!
まずはスープから一口。
あ〜〜〜!! これはすごいわ!!!
見た目通り(?)、口に含んだ瞬間に鶏油の甘味とフレッシュな醤油の香りがブワッと駆け抜けました。
そしてその直後に強い鶏の旨味と醤油の塩味が舌に広がります。
なんというか、“鶏と水”系のインパクトと“ノスラー”の滋味が一口の中で展開されるような感じでしょうか。
そしてかなりの量の鶏油ですが甘ったるくも重くもなく、それでいて鶏の旨味がバチンと来るのは親鶏だからこそ成せる業と言ったところですかね。
うどんのような粘りゴシで風味豊かな極太麺も美味い!
麺は青竹で打ち一昼夜寝かせた自家製の極太手揉み。
手揉み特有の暴れるような啜り心地の気持ちよさはもちろんのこと、この麺の真にすごいところは、“粘りのあるコシ”。
かなりの顎力が必要とされる強く粘りのあるコシですが、噛めば噛むほど小麦の香りが増幅していくので、噛むのがだんだん楽しくなります(?)。
チャーシューは豚肩ロース(写真上)と親もも(写真下)の2種類。
どちらも歯応えのあるしっかりめな肉質で、醤油ダレがダイレクトに感じられるインパクトのある逸品です。
味玉は黄身がドロッとした半熟タイプ。
フチの茶色と濃いオレンジ色の黄身から想像できる通り、タレと黄身の甘味がねっとりと濃厚な、間違いない美味しさです。
まとめ
親鶏の旨味が濃いスープにコシの強い極太麺というインパクトの強い構成ながら、滋味も感じる味わい深い一杯でした!
なんだかいつも以上にゴチャゴチャと書いた気がしますが、一言で言うなら「ヤバい」ですね。
お気に入りの一店として、これからもちょいちょい食べに来ようと思います。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:熱々
提供時間:10分(遅め)
お冷:セルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:日曜12時で待ちなし満席
備品:ティッシュ、つまようじ(多分)、アルコール消毒液
卓上調味料:胡椒、醤油、七味、一味、酢
タイプ:醤油
エリア:渋谷 / 恵比寿 / 代官山
推し麺度:☆9