【新店】新宿に誕生した“自然派ラーメン”『TREE』はツウを唸らせる深い一杯だった。

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こんにちは。東京ラーメンタルヒビ機です。

今回ご紹介するのは、2021年11月に新宿にオープンした無化調&体に優しいがコンセプトのラーメン店。
ラーメン好きとしては「体に優しい」と聞くと資本系(大手飲食企業のチェーン店)を想像してしまいますが、どうやらそこは業界に携わって10年以上の方が運営するお店とのこと。

そうとなったら「無化調&ヘルシー系で新宿という激戦区に殴り込むなんて相当自信がある人に違いない」という事で早速、体に優しいと謳う一杯を食べに行ってきました。

ヒビ機
体に優しくて美味いなんて最高じゃん

無化調&体に優しい一杯を食べに『TREE』へ

外観

新宿駅・新宿三丁目駅から徒歩約2分の『TREE Natural Ramen Tokyo (ツリーナチュラルラーメントーキョー)』。

2021年11月29日オープン。
国産食材・化学調味料不使用にこだわった“カラダにやさしく最高においしい”がコンセプトのラーメンが人気のお店です。

ちなみに、店主は2008年に行われた「ラーメントライアウト」で優勝し、奈良『和らーめん いふり』から上京した木下貴道さんとのこと。

券売機

メニューはこんな感じ。
基本は「醤油Ramen」の1本で、その他トッピング違いやご飯ものと言ったラインナップです(訪問時メニュー撮影のカメラが入っていたので今後増える可能性あり)。

今回は、スタンダードな「醤油Ramen」をポチり。

煮干しと醤油の香りと共に「醤油Ramen」が到着!

醤油Ramen

待つこと数分。煮干しと醤油のいい香りと共に「醤油Ramen」(1,000円)が到着。

表面が銀光りする琥珀色のスープに細麺が泳ぎ、チャーシュー、サラダ、エリンギ、トマトなどがトッピングされています。

スープは煮干しなどの旨味をコク深い醤油が包む優しい味わい!

スープ

まずはスープから一口。

なにこれめっちゃ沁みる……!

スープを口に含むと、まずはほろ苦さを纏った煮干しの和な香りが広がりました。
そして煮干しの後に続くのが、ホタテ・鶏・野菜などの旨味や甘みで、それらを優しい塩味でコクのある醤油が包み込んでいますね。

さらにトッピングのエリンギからも旨味が溶け出して重なっているのか、優しいながらも奥行きは相当です。

麺

麺は「三河屋製麺」製の角あり細ストレート。

細麺ながらもコシを感じる歯切れのいい食感で、噛んだ時に広がる小麦の風味もしっかり立っています。

ヒビ機
存在感はあるけど馴染んでいて美味いな

チャーシューやサラダなどのトッピングも美味い!

チャーシュー

チャーシューは豚肩あたりと思われる煮豚タイプ。

ほどよい歯応えを感じる肉質で、噛むたびに中から肉の旨味がジュワッと。
スープが優しい魚介寄りなので、ここで来るストレートな肉の旨味が味にリズムを生んでいますね。

サラダ

サラダの苦味、トマトの酸味、エリンギの旨味は、スープに対してアクセントになりつつも邪魔はしない名脇役。

ヴィーガン系のラーメンや鶏白湯ではたまに見かけますが、このスープに合わせようと思うのはセンスありますね。

まとめ

煮干しやホタテの旨味がじんわり沁みる、優しくも奥行きのある一杯でした!

正直「体に優しいってことは味も優しい(物足りない)んじゃないの?」と思っていましたが、優しさの中にも旨味やコク(食べ応え)は十分ありましたね。

今後出てくるであろう他の味も気になるので、また食べに来ようと思います。

では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!

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●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:4分(標準)
お冷:2杯目からセルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日11時半で待ち時間なし
備品:紙ナプキン、つまようじ、紙エプロン、アルコール消毒液
卓上調味料:胡椒、一味

タイプ:醤油
エリア:新宿 / 代々木 / 大久保
推し麺度:☆8

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