こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、2025年3月に浜田山に誕生したラーメン店『らぁ麺旭』。
こちらは早稲田の名店『らぁ麺やまぐち』で修行した江連 雄一郎さんが営むお店で、地鶏や貝を使った醤油ラーメンが食べられるとのこと。
そんなお店が出来たとなったら行かないわけにはいかないということで、食べに行ってきました。
“やまぐち”出身の一杯を食べに『らぁ麺旭』へ

浜田山駅から徒歩約1分の『らぁ麺旭(あさひ)』。
2025年3月15日オープン。
早稲田『らぁ麺やまぐち』で修行した江連 雄一郎さんが営む、地鶏や貝を使った醤油ラーメンが人気のお店です。
ちなみに店名の“旭”は、店主の祖父母の代から80年続いた「旭クリーニング」から(場所も「旭クリーニング」跡地)。

メニューはこんな感じ。
味の基本は「醬油らぁ麺」の1本で、その他トッピングやご飯もの、ドリンクといったラインナップです。
今回は、スタンダードな「醬油らぁ麺」をお願いしました。
鶏と醤油の香りと共に「醬油らぁ麺」が到着!

待つこと数分。鶏と醤油のいい香りと共に「醬油らぁ麺」(1,000円)が到着。
ほんのり濁りのある琥珀色のスープに手揉み麺が泳ぎ、チャーシュー、メンマ、玉ねぎときのこのペースト、かいわれなどがトッピングされています。
チャーシューの上にあるペーストは、「スープに溶かして食べてください」とのこと。
スープは鶏や魚介節や貝の旨味が染みる奥行きある味わい!

まずはスープから一口。
おぉ…! 深ぇ…!
スープを口に含むと、まずは鰹節や鯖節の酸が立った旨味と醤油の香りが広がりました。
その後ろにつくのは貝と乾物系の横に広がる滋味で、味の土台と最後の余韻は地鶏のふくよかさと醤油の旨味。
香りには鶏油と思われる華やかな甘さや焦がしネギの香ばしさもある、奥行きのある味わいですね。

玉ねぎときのこのペーストは、玉ねぎの甘みときのこ(マッシュルーム?)の旨味にバターのようなコクを感じるもの。
洋風に傾くかと思いきやそこまでではなく、元のスープには無い旨味を足してさらに複雑な美味しさにしてくれます。

麺は『らぁ麺やまぐち』の山口 裕史店主と「羽田製麺」が共同開発した太手揉み。
口の中で踊るような啜り心地で、食感はもっちり。
小麦の風味も甘みも噛めば噛むほど広がります。

チャーシューは豚肩ロースで、説明書きによると焼豚と煮豚の2種類。
1種類だと思って食べてしまったので違いは見逃しましたが、肉肉しい旨味と上品な脂の甘みのバランスが取れた逸品です。
まとめ
地鶏、魚介節、貝、きのこ、醤油の旨味が重なり合う、奥行きのある一杯でした!
『らぁ麺やまぐち』出身(公認)ということである程度高めな期待を持って行きましたが、その期待を超える美味しさでしたね。
未食のトッピングも気になるので、次は特製を食べようと思います。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:7分(標準)
お冷:2杯目からセルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日11時で待ち時間20分ほど
備品:紙ナプキン、つまようじ、荷物置き
卓上調味料:なし
タイプ:醤油
エリア:京王沿線(下北沢 / 明大前 / 永福町)
推し麺度:☆8