こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、2025年6月に六町エリアに誕生したラーメン店『セメント煮干しラーメン専門店 攻ニボ』。
こちらは“煮干し攻めすぎちゃいました!”をコンセプトとするお店で、苦味を抑えて旨味を残した濃厚スープ、雑味を抑えて旨味を引き出した淡麗スープのラーメンが食べられるとのこと。
そんなお店が出来たとなったら行かないわけにはいかないということで、まずは濃厚な一杯を食べに行ってきました。
濃厚煮干しを食べに『攻ニボ』へ
六町駅から徒歩約17分の『セメント煮干しラーメン専門店 攻ニボ(せめにぼ)』。
2025年6月7日オープン。
“煮干し攻めすぎちゃいました!”がコンセプトの、苦味を抑えて旨味を残した濃厚スープ、雑味を抑えて旨味を引き出した淡麗スープのラーメンが人気のお店です。
メニューはこんな感じ。
基本は「濃厚 飲む煮干しラーメン」と「淡麗 飲む煮干しラーメン」の2本で、その他トッピングやご飯ものといったラインナップです。
今回は、お目当ての「濃厚 飲む煮干しラーメン」をポチり。
食券回収時に訊かれる麺の硬さは、“普通”でお願いしました。
ニボニボしい「濃厚 飲む煮干しラーメン」が到着!
待つこと十数分。ニボニボしい香りと共に「濃厚 飲む煮干しラーメン」(1,050円)の“硬さ普通”が到着。
セメント色をした濃厚スープに細麺が泳ぎ、2種類のチャーシュー、玉ねぎ、かいわれ、あおさがトッピングされています。
スープは煮干しの旨味が凝縮された濃厚テイスト!
まずはスープから一口。
ん〜! ニボいねぇ〜!
スープを口に含んだ瞬間、様々な煮干しの複雑な旨味と少しの苦味が広がりました。
煮干しの土台にあるのはセメント系定番の動物系のとろみのある甘みですが、あくまでも主役は煮干しな効かせ方。
舌触りが滑らかだからか攻撃的な印象はあまり受けませんが、マニアも唸るパンチ力はありますね。
麺は「菅野製麺所」製の角あり細ストレート。
“硬さ普通”はプツンプツンと切れる適度なコシで、噛んだときに感じる粉の味わいも豊か。
おそらく“硬め”は攻撃的なセメント系のスタンダードな食感になると思いますが、このスープは濃度はあれど粗くはないので、この硬さがベストですね。
チャーシューは低温調理の豚肩ロースと鶏むねの2種類。
どちらもしっとりとした肉質で、肉の甘みを前面に持ってきた逸品。
鶏むねは胡椒とややハーブ(?)の香りがするのもポイントです。
マニアは「超濃厚煮干ペースト」も試すべし!
後半は煮干しマニア専用の調味料「超濃厚煮干ペースト」で味変。
これ自体は、煮干しの苦味とエグ味をプラスするためのザラザラとしたもの。
イメージとしては“丁寧に下処理して旨味だけを取り出したスープに不純物を戻した”ような感じで、舌触りも味わいもハードコアなものに。
個人的には、(麺に乗せるより)スープに溶かして均一化させた方が好みですね。
まとめ
様々な煮干しの複雑な旨味が凝縮された、ニボニボしい一杯でした!
そのままでも美味しいですが、ここに来たならぜひ「超濃厚煮干ペースト」で攻めた煮干しを食らって欲しいですね。
淡麗も気になりますが、向こう2回くらいは濃厚を食べると思います。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:こってり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:11分(やや遅め)
お冷:2杯目からセルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日12時で待ち時間なし
備品:紙ナプキン、つまようじ、紙エプロン、ヘアゴム、荷物掛け
卓上調味料:醤油、ニンニクリンゴ酢、一味、煮干酢
タイプ:ニボニボ系
エリア:千住 / 綾瀬 / 葛飾
推し麺度:☆8



