こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、2021年8月に金町に誕生した家系ラーメン店『ラーメン 三浦家』。
こちらのお店は、暖簾分けや独立店を80以上輩出してきた新中野の名店『武蔵家』の総大将が腕を振うラーメン店。
そんなお店なら東京ラーメンタル的にはオープン初日にでも行きそうな気がしますが、話題が話題を呼んだ結果、初日は300人を超える行列が出来たとも言われ、ラーメン好きのくせに行列嫌いなヒビ機は本日まで日和っぱなし。
しかし、いつかは腰を上げなければならないと言うことで、きっと落ち着いたであろうオープン半年経った今、さらにランチでもディナーでもない時間ならそこまで並ばないであろうと思ったので、食べに行ってきました。
“武蔵家”総大将が作る一杯を食べに『三浦家』へ
金町・京成金町駅から徒歩約1分の『ラーメン 三浦家(みうらや)』。
2021年8月8日オープン。
数々の名店を輩出する新中野の名店『武蔵家』の総大将・三浦慶太さんが営む家系ラーメン店です。
ちなみに平日の16時に行ったところ、運良く満席ギリギリ待ちなしで入店できました(退店時には10人弱の行列が)。
メニューはこんな感じ。
基本は「ラーメン」「上ラーメン」「特上ラーメン」「チャーシューメン」の4本で、その他トッピングや「ライス」、ドリンクと言ったラインナップです。
今回は、オススメと思われる「上ラーメン」をポチり。
食券回収時に訊かれるお好み(麺の硬さ・味の濃さ・油の量)は全て“普通”、ライスは“あり”でお願いしました。
豚骨醤油の良い香りと共に「上ラーメン」が到着!
待つこと数分。豚骨醤油の良い香りと共に「上ラーメン」(850円)の“普通”が到着。
ほんのり赤みがかった濃茶色のスープに中太麺が泳ぎ、チャーシュー、ほうれん草、海苔、味玉、コマチャ(細かいチャーシュー)がトッピングされています。
「ライス」(サービス)はおかわり自由なので無限に食べましょう。
スープは豚骨の髄のエキスまで感じる超濃厚テイスト!
まずはスープから一口。
す、すげぇ……!!!!
スープを口に含んだ瞬間、豚骨の髄のエキスまで感じる旨味と醤油がガツンと殴りかかってきました。
ただ、これだけ濃厚なのにケモノ臭さは驚くほど少なく、かつ醤油もビシッと効いているのに塩角は痛くなく、鶏油の甘みもしっかり調和して感じられるのは恐ろしさすら感じますね。
上手く伝わるか心配ですが、「美味しい家系ってこの味だよね」の構成要素を全てワンランク上げたような美味しさです。
麺は「酒井製麺」製の平たい中太ウェーブ。
こちらはもう鉄板ですね。モチモチ&つるつるで小麦の風味も強く、スープとのバランスも完璧です。
燻製チャーシューや味玉などのトッピングも美味い!
チャーシューは総本家(『吉村家』)と同じく燻製タイプ。
口に入れた瞬間に薫香が広がりますが、いかにも「燻しましたよ!」な強い薫香ではなく、肉肉しい旨味をプッシュするような優しい薫香です。
味玉は黄身の中心がトロッとした半熟タイプ。
中まで染みたタレの甘じょっぱさと黄身のコクのハーモニーがたまらない逸品です。
ほうれん草は青々とした風味がいい仕事をしています。
まとめ
豚骨の髄エキスまで感じるような、超濃厚でワンランク上の家系でした!
味はもちろんですが、こちらは接客のレベルも非常に高くて良かったですね(年に1〜2軒あるかないかレベルの丁寧&元気な接客でした)。
個人的な来店のハードルは高いですが(家から遠い&混んでる)、それでもきっとまた食べに来ることでしょう。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:こってり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:2分(早め)
お冷:セルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日16時で待ち時間なし
備品:ティッシュ、紙エプロン、ハンガー、アルコール消毒液
卓上調味料:酢、豆板醤、生姜、一味、一味の醤漬け、胡椒、ニンニク、無臭ニンニク、青かっぱ
タイプ:家系
エリア:千住 / 綾瀬 / 葛飾
推し麺度:☆8.5