こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、神奈川・横浜の人気店『らーめん 鶏喰 〜TRICK〜』。
こちらは店名からも分かるとおり鶏を使ったラーメンが人気で、「食べログ ラーメン EAST 百名店」には2017年から5年連続で選出、その他何度もカップ麺化されているなど、かなりの実力を持ったお店。
個人的には鶏清湯という言葉も知らない頃に食べに行き「日本一美味いラーメンはここ」と感動した思い出がありますが、数年経った今食べたらどんな感想を持つのか。
横浜に行く機会があったので、久しぶりに食べに行ってきました。
鶏清湯の人気店『鶏喰』へ
横浜市営地下鉄ブルーライン吉野町駅から徒歩0分の『らーめん 鶏喰 〜TRICK〜』。
2012年11月20日オープン。
“鶏の貴公子”の異名を持つ西垣 昇さんが店主を務める、鶏をふんだんに使ったラーメンが人気のお店です。
余談ですが、西垣さんはお店を始めるまでラーメンの経験はなく、今でこそ超人気のこの味は、自宅のキッチンで試行錯誤を繰り返して出来上がったものだとか。
メニューはこんな感じ。
基本は「鶏の醤油らー麺」「塩らー麺」「鶏と鰹の醤油らー麺」の3本で、その他トッピングやご飯もの、ドリンクと言ったラインナップです。
今回は、看板の「特製鶏の醤油らー麺」を注文しました。
鶏と醤油が香る「特製鶏の醤油らー麺」が到着!
待つこと数分。鶏と醤油の良い香りと共に「特製鶏の醤油らー麺」(1,250円)が到着。
鶏油が輝く琥珀色のスープに細麺が泳ぎ、3種類のチャーシュー、つくね、ワンタン、味玉、海苔、ネギがトッピングされています。
スープは鶏の旨味と醤油のコクを感じる重厚感のある味わい!
まずはスープから一口。
ほぉぉ…鶏がすげぇ…!
スープを口に含んだ瞬間、まず感じたのは鶏油の甘みと醤油の香り。
ここまでは普通の鶏清湯と同じでしたが、その後からくる丸鶏のふくよかな旨味、ほんのりビターで奥行きのある醤油のコク、最後に感じる昆布の滋味による味の層が普通じゃないですね。
深い琥珀色に相応しい、重厚感のある味わいです。
麺は「三河屋製麺」製と思われる平たい細ストレート。
すべらか且つしなやかな麺肌なので啜り心地が良く、噛んだ時の小麦の風味は柔らか。
スープの香りもよく広げてくれます。
鶏尽くしのトッピングはどれも個性的で美味い!
チャーシューは炭火むね(左)、炭火もも(中)、ノーマルむね(右)の鶏3種類。
炭火はどちらも口に入れた瞬間に香ばしさが広がり、むねはしっとり、ももは強い旨味が特徴的な逸品。
ノーマルのむね肉はハーブのような香りがふわっと広がる逸品です。
こちらは鶏つくねと柚子入りワンタン。
どちらも鶏の旨味が凝縮されていますが、皮が破れると同時に柚子の香りが弾けるワンタンが個人的には好みですね。
味玉は黄身の中心がトロンとした半熟タイプ。
黄身の濃い旨味と甘じょっぱいタレのバランスが良い、間違いない美味しさです。
まとめ
鶏のふくよかな旨味と醤油のコク深さを感じる、重厚感のある一杯でした!
初めて食べた時と比べると舌の経験値は溜まったかもしれませんが、それでも感動できる一杯でしたね。
次は未食の「塩らー麺」を食べに行こうと思います。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:4分(標準)
お冷:2杯目からセルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日19時で待ち時間なし
備品:ティッシュ、つまようじ、荷物入れ、ハンガー、アルコール消毒液
卓上調味料:胡椒、辛味調味料