こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、2025年4月に吉祥寺に誕生したラーメン店『迂直』。
こちらは荻窪にあった超人気店『迂直』の移転先で、鰹昆布出汁に浸かった麺で食べる鶏醤油なつけ麺が人気。
オープン初日は100人以上の行列ができたということで日和ったり、夏の暑さに日和ったりと中々腰が上がりませんでしたが、行列も気温も落ち着いた「今!」な日があったので、食べに行ってきました。
鶏醤油なつけ麺を食べに『迂直』へ

吉祥寺駅から徒歩約4分、「コピス吉祥寺A館」地下1階の『迂直(うちょく)』。
2025年4月29日オープン。
荻窪にあった超人気店『迂直』の移転先となる、鰹昆布出汁に浸かった麺で食べる鶏醤油なつけ麺が人気のお店です。
ちなみに、荻窪時代の営業は2018年12月22日〜2022年1月26日。
行列が捌き切れずにやむなく閉店したといった噂もありましたが、移転後は200人くらい並んでも通行に支障のないような場所になったので、そこは安心ですね(?)。

メニューはこんな感じ。
味の基本は「醤油つけ麺」の1本で、その他トッピングやご飯もの、ドリンクと行ったラインナップです。
今回は、看板の「特製つけ麺」と「割りスープ」をポチり。
鶏醤油な香りと共に「特製つけ麺」が到着!

待つこと数分。鶏醤油ないい香りと共に「特製つけ麺」(1,700円)が到着。
スープはかなり深い琥珀色で、2種類(2カット)のチャーシュー、メンマ、ネギがトッピング。
麺鉢には鰹昆布出汁に浸かった自家製麺が綺麗に折り畳まれ、味玉、ライム、海苔がトッピングされています。
麺は抜群の啜り心地! 風味も豊かで美味い!

まずは麺だけで一口。
おぉ…やっぱすげぇな…!
麺は自家製の全粒粉入り平細ストレートで、しなやかなコシとかなりの長さが特徴的。
淡い風味のある鰹昆布出汁、いわゆる昆布水のぬめりを纏っているため啜り心地が抜群で、速く啜れる(勢いよく擦れる)分、鰹や小麦の風味も強く広がってくれますね。

スープはそのままでは飲めないほど塩気の角が立った鶏醤油。
麺を浸ける前提のスープ(浸ける前提の塩気)なので単体でのレポはあまり意味がないですが、一応するなら“キレと旨味に特化したブレンドの醤油が先行し、中低層の旨味を鶏が担っているような、洗練された味わい”な印象。

麺を浸けると、醤油→鶏→昆布→鰹→小麦の順にバランス良く風味が広がります。
分厚く肉肉しいチャーシューや黄身濃い味玉も美味い!

チャーシューは薄切り(デフォルト)と厚切り(特製のみ)の2種類。
写真の厚切りはローストポークなビジュアルで、分厚いながらストレスなく噛み切れる肉質かつ旨味も甘みも強い逸品。
薄切りはスープと熱が染みるので肉肉しくしょっぱ旨ですが、それをおかずに(?)麺が進む逸品です。

味玉は黄身の中心まで熱の入った固茹でタイプ。
濃い黄身のコクとタレの甘みが心地良い、間違いない美味しさです。
後半は「割りスープ」で鶏感を強めて楽しむべし!

麺を食べ終えるくらいのタイミングで「割りスープ」(50円)を投入。
塩を入れたらスープとして成立するくらい濃厚な鶏ダシで、つけ麺のスープとして使うなら鶏感が前に出た味わいに。
その後〆のスープとして飲むとなるとまだしょっぱいので、その段階になったら鰹昆布出汁も合わせるのが吉ですね。
まとめ
啜り心地抜群で風味豊かな麺をキレとコクなスープで啜る、洗練され尽くした一杯でした!
並びは先頭10名施設内で椅子有り、その後ろもほぼ日陰で待てる。そして回転も比較的早めなので、ヒビ機と同じく日和っていた方もぜひ。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:つけ麺の適温
提供時間:3分(早め)
お冷:2杯目からセルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日11時半で待ち時間40分ほど(並び約20名)
備品:紙ナプキン、つまようじ、紙エプロン、荷物入れ
卓上調味料:塩、一味
タイプ:つけ麺
エリア:吉祥寺 / 三鷹 / 武蔵境
推し麺度:☆8