最初に言っておきます。
今回紹介するラーメン、実は1年前から食べたかったラーメンなんです。
「じゃあ1年も待ってないですぐ行けよ」と思うかもしれませんが、1年前に知った時にはもうやっていなかったメニューなんです(たしか終了の1週間後くらいに知ったんですよ)。
そんなこんなで1年経った先日、今年もやっていることを確認したので食べに行ってきました。
1年間食べたかった限定ラーメンを食べに『麺屋 はちどり』へ
板橋区役所前駅から徒歩3分くらいのところにある『麺屋 はちどり』。
高田馬場の「麺屋 宗」、静岡の「ラーメン ABE’s」で修業した店主による、丸鶏系と煮干し系の無化調ラーメンが人気のお店です。
……が、今回食べるのは丸鶏系でも煮干し系でもないラーメンです。
そう。これですよ。
これこそが1年前から食べたかった「ぼくのビール麺」。
ポップはイラストなんでアレですが、Twitterで初めて見た時にはそれはもう衝撃を受けましたよ。
……何はともあれ、今年もちゃんとやってるみたいで安心しました。
さっそく店内に入ります。
メインメニューはこんな感じ。
丸鶏系のラーメンと煮干し系の二枚看板に、今は冷やし中華もやっているみたいですね。
おつまみ類やデザート類、ドリンクも充実のラインナップ。
「ぼくのビール麺」を注文するとトッピングの中から好きなものを3つ選択できます。
別皿で提供されるらしく、「だったらおつまみっぽいのが良いよね」と思ったのでチャーシュー・味玉・小松菜をチョイス。
注文が終わったらあとはソワソワしながら待つだけ。
厨房でどんなことをしてるのか覗きたいところでしたが、奥まって見えなかったので大人しくしてます。
想像以上にビールなラーメンがきた!!これが「ぼくのビール麺」だ!
めっちゃビールじゃ~~~~ん!!!!!
と、心の中で叫んだところで「ぼくのビール麺」(800円)が到着。
やばくないですか。めっちゃビールじゃないですか。
これが1年間食べたかったラーメンですよ。いざ目の前に来ると笑っちゃうもんですね。
スープと泡は大体8:2くらいですかね。
黒ビールみたいなビジュアルです。
さっそくビールみたいにグビッと一口。泡はしっかり苦いぞ……!
写真を撮っていたらどんどん泡が無くなっていったので慌てて一口。
作り方は企業秘密とのことで非公開ですが、柑橘類のエスプーマかなんかですかね。
柚子皮とかグレープフルーツみたいなほろ苦さをしっかり感じました。
見た目だけじゃなく、苦みとかもビールに寄せているのはポイント高いですね。
一方スープは冷たく、カツオの節っぽさがガツンと効いた味わい!
一瞬で無くなってしまった泡の下からは、ジョッキに入っていなければなんの違和感もない醤油色のスープが。
味はすごく乱暴に例えるとめんつゆ的な感じ。
カツオベースで、クリアな見た目とは裏腹に節っぽさが結構ガツンと来ました。
浮いている油もカツオが関わっているんでしょうかね(鰹節で香り付けてるような気がしました)。
麺はストレートの細麺。
ツルッとした麺肌で弾力が強く、啜った時ののど越しが非常に爽やかです。
トッピングたちはおつまみ的なポジションで、そのまま食べても美味しい。
さすがに麺ばっかり食べていると飽きて来たので、ここらへんでトッピングもいってみます。
チャーシューは箸で持っても崩れないものの、噛むと歯がすっと抵抗なく入る柔らかさ。
肉の旨味がしっかりしているため何もつけなくても美味しいです。
味玉は黄身トロトロで中までタレが染みたタイプ。
間違いない。
小松菜はシャキシャキでほろ苦い大人な味。
もしかしたらこれはメンマにしても良かったかもな~と少し思ったり。
食べかけで申し訳ないですが、こんな感じでトッピングを食べてスープで流し込むと良さげでした。
アルコールは入っていないはずなのに仕上がってくるはずです。
まとめ
見た目だけじゃなく、味や食べ方までビールに寄せた冷やしラーメンでした!
個人的には1年越しに食べられた(&撮れた)ので思い残すことはありません。笑
提供期間の詳細は分かりませんが、去年は8/26までだったので行くなら早めがいいかもしれませんね。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
【東京ラーメンタル】のYouTubeやTwitterもよろしくね!
●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:ひんやり
提供時間:6分くらい(標準)
お冷:2杯目セルフ。つめたい
店内温度:適温
混雑具合:平日11時で待ちなし。
備品:おしぼり・ティッシュ・つまようじ・紙エプロン・ヘアゴム
卓上調味料:胡椒・酢・醤油・ラー油
関連ランキング:ラーメン | 板橋区役所前駅、下板橋駅、新板橋駅