東京ラーメンタルと銘打っておきながら、わりと埼玉方面のラーメン屋が気になっている今日この頃。
埼玉で気になるお店のひとつに鶏白湯で有名な草加の『麺屋時茂』があったんですが、ついこの前押上に3号店ができたとの情報が。お店の方からわざわざ来てくれたんです、さっそく食べに行ってきました。
7/27オープン!行列のできる鶏白湯の名店『麺屋時茂』のスカイツリー店へ
とうきょうスカイツリー駅から徒歩3分くらいのところにある『麺屋時茂 スカイツリー店』。
草加にある鶏白湯の名店『麺屋時茂』の3号店で、2018年7月27日にここ押上にオープンしました。本店は平日でも20人待ちは余裕と聞いたことがあるので、まだ並びの少ない今はチャンスかもしれませんね。
券売機はこんな感じ。メインメニューは鶏白湯の醤油と塩の二枚看板。今回は「鶏白湯ラーメン 塩」をポチリ。
券売機の上にはメニューの説明が。右下にも書いてありますが、食べられないものは食券を渡すタイミングで言えば入れないでくれるとのこと。
個人的な話ですが、たまに担々麺にパクチーが入っていて「ゲッ」てなることがあるので、先に何が入っているか教えてくれるのはありがたいです(この日は何も言いませんでしたが、店員さんの方から柚子を入れていいか確認されました。ナイスホスピタリティ)。
店内はカウンター席のみで、客席側はリフォームされた清潔感のある空間。お客さんの帰り際に女性店主が一言かけていたりと、あたたかい雰囲気なのも良いですね。
卓上の味チェン要員はこんな感じ。胡麻・酢・にんにく・魚粉・胡椒・一味・柚子胡椒・生姜の8種類ですね。「鶏白湯 塩」は胡麻と生姜がオススメとのことなので後で使うとします。
「鶏白湯ラーメン 塩」が到着。サラダが入ったオシャレな見た目だ!
待つこと数分。「鶏白湯ラーメン 塩」(850円)が到着。
見るからに濃厚そうなスープが食欲をそそりますね……! 右にはサラダが乗っていたりとオシャレなビジュアルです(味玉はチラシ持参のサービス)。
なんとなくビジュアルが自由が丘の『蔭山樓』っぽいなと思ったら、本店の店主は『蔭山樓』出身とのこと。器が真ん丸でサラダが乗っているあたりとかよく似ています。
器の横にはレモンが。これは後半で使ってくださいとのこと。
スープはポタージュ並みの濃度。鶏の旨味の凝縮具合がすごすぎる……!
まずはスープから一口。
なんだこの濃厚さ……!
老鶏の手羽先から取った、ポタージュ並みの“もったり”した濃度のスープが舌に触れた瞬間、鶏の旨味が口いっぱいにグワッと広がりました。正直、この濃度で鶏の臭みが一切ないのにはビックリ。めちゃくちゃ美味しいですよこれ……!
麺はストレート細麺。
濃度の高いスープを絡めすぎず、ちょうどよく絡める太さの麺で、啜り心地も良好。プリッとした感じがいいですね。
ほんのり苦味のあるサラダや鶏チャーシューもスープによく合って美味い!
サラダは、ピンクロースターというサニーレタスの小型版の野菜を細かくカットしたもの。
「スープをかけてお召し上がりください」とのことなのでかけて食べてみると、ほんのりくる苦味がいいアクセントに。スープが濃厚なのでさっぱりした味の変化は嬉しいですね。
鶏チャーシューは薄切りが何枚か乗ったもの。しっとりジューシーで胡椒の風味も良く、間違いないですね。
味玉は黄身トロトロで甘めの味付け。
オススメの味チェンはどれも味がガラッと変わって面白い!
オススメされた胡麻を入れてみると、胡麻の香ばしさが鶏の旨味にプラスされました。例えが適切かは分かりませんが、ちょっとローストしたみたいな感じになりました。
鶏白湯鉄板のレモンも。今まで鶏白湯にレモンを入れるときに「さっぱりして旨味が引き立つ」と言ってきましたが、全て撤回してここで使います。それくらいレモンがいい仕事してます。タン塩にかけるレモン並みのいい仕事ぶりです。
まとめ
鶏のいいとこだけを凝縮したポタージュのような鶏白湯ラーメンでした!
帰り際に店主と少し話をしたら醤油も食べたくなったので、きっと近いうちにまた行くことになるでしょう……! スカイツリー観光の際にはぜひ行って欲しいお店ですね。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:こってり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:4分(早め)
お冷:セルフ。冷たいレモン水
店内温度:適温
混雑具合:日曜12時で待ち2名。10分で着席
備品:つまようじ・ティッシュ・紙エプロン・ヘアゴム・コンセント
卓上調味料:胡麻・酢・ニンニク・魚粉・胡椒・七味・柚子胡椒・生姜
タイプ:鶏白湯
エリア:両国 / 錦糸町 / 小岩
推し麺度:☆9
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