鶏の甘みと煮干しの旨味が絶妙なバランスで広がるラーメン北千住『麺屋 音』

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こんにちは。東京ラーメンタルヒビ機です。

今回ご紹介するのは、北千住にある行列の絶えない煮干し鶏白湯ラーメン店。
煮干し鶏白湯と言えばセメント色のニボニボ系なラーメンを想像しますが、このお店もマニア向けな濃いラーメンなのでしょうか。それとも鶏白湯を前面に出すということはそこまでマニア向けではないのでしょうか。

真相を確かめに、さっそく食べに行ってきました。

ヒビ機
どっちにしろ美味そうな字面だな

濃厚な煮干し鶏白湯ラーメンを食べに『麺屋 音』へ

外観

北千住駅から徒歩5分くらいのところにある『麺屋 音』。

2013年10月オープン。
3日間じっくり煮込んだ鶏白湯スープに煮干しや魚介のスープをミックスした濃厚な煮干し鶏白湯ラーメンが人気のお店です。

その証拠に、15時過ぎという半端な時間でもお店の前には行列ができています。

券売機

メニューはこんな感じ。
メインの濃厚煮干しを軸に、鶏塩やつけ麺など様々なメニューがあります。

今回は左上の法則(ラーメン店のオススメは左上にあることが多い)に従って「特製濃厚煮干しそば(しょう油)」をポチり。

濃厚そうなモスグリーンの「特製濃厚煮干しそば」が到着!

特製濃厚煮干しそば(しょう油)

待つこと数分。煮干しのいい香りと共に「特製濃厚煮干しそば(しょう油)」(990円)が到着。

見るからに濃厚そうなモスグリーンのスープの上には、チャーシュー、とろ豚肉、味玉、海苔などがトッピングされています。

下調べをした時に気になっていた“千寿玉”なる鶏団子は、リニューアルしてとろ豚肉に変わったみたい(?)ですね。
トッピングの価格的に、ラーメンを値上げする代わりにトッピングを変えたと言ったところでしょうか(とろ豚肉は200円で千寿玉は250円)。

スープは鶏の甘みと煮干しの旨味のバランスが取れた濃厚テイスト!

スープ

まずはスープから一口。

口に含んだ瞬間に先行するのは、こってりとした鶏の甘み。そのすぐ後から煮干しの旨味とほのかな苦味が感じられました。
鶏だけだとぼやっとしてしまうところを煮干しが輪郭を作っている感じですかね。すごくバランスが良いです。

なんとなくですが、このスープをもっと煮干しに振り切るとマニア向けなニボニボ系になると思ったので、「もっと煮干しが欲しいなぁ」と思ったらニボラーの素質ありですね。

麺

麺は角のある細ストレート。
芯の残ったアルデンテな茹で加減でプツンとした食感が◎

ニボニボ系として見ると若干柔らかめですが、このスープにはちょうどいい茹で加減ですね。

存在感の強いトッピングは食べ応え満点でどれも美味い!

チャーシュー

こちらはバラ巻きチャーシュー。
脂身はトロッととろけて甘く、肉は旨味の強いバランスのとれた逸品。

とろ豚肉

とろ豚肉は甘じょっぱく味つけられたもの。
肉の中にぷるんとした筋(?)があり、いかにもコラーゲンたっぷりな感じ。肉自体もトロトロで美味しかったです。

ヒビ機
スープの苦味とのコントラストがいいね
味玉

味玉は黄身がゼリー状の半熟タイプ。
燻液に漬けられているのか、ほのかに薫香が香る甘い味玉でかなり好みでした。

まとめ

鶏の甘みと煮干しの旨味のバランスが取れた濃厚な煮干しラーメンでした!

さきほども少し言いましたが、ニボニボ系の入門として食べやすい一杯だと思いました。
次来た時は“千寿玉”トッピングを忘れないようにします。

では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!

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●細かいチェックポイント●
味の重さ:こってり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:5分(標準)
お冷:2杯目からセルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:日曜15時過ぎで待ち時間30分ほど
備品:つまようじ、ティッシュ、おしぼり、紙エプロン、ハンガー、荷物置き
卓上調味料:ゆず胡椒、唐辛子、一味、酢、粒花山椒

タイプ:ニボニボ系
エリア:千住 / 綾瀬 / 葛飾
推し麺度:☆7

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